妊娠中はつわりに悩まされ、産後は回復途中の身体で慣れない育児。妊娠・出産はおめでたいことですが、妊婦さんは多くの負担がかかりますよね。そんな時、そばにいる人が温かくサポートしてくれると気持ちが救われます。今回は、20代のママさんがさまざまな場面で周囲の優しさを感じたというエピソードを紹介します。
つわりの時期にサポートしてくれた義家族に感謝
(※写真はイメージです)
去年の春、第一子となる女の子を妊娠した頃の話です。
妊娠中はつわりがひどく、ほとんど何も食べられませんでした。
そんな私を気遣ってくれた夫と義父母が、少しでも何か口にできるようにと、ネットで色々なことを調べて、ゼリーなど食べやすいものをたくさん買ってきてくれました。
その頃は夫の実家で同居していたので、洗濯・掃除・ご飯の用意なども全て義母がやってくださって、家族の優しさに本当に助けられました。
「絶対大丈夫!」先輩の言葉に救われた
(※写真はイメージです)
なんとかつわりを乗り越えて、出産が近づいてくると、今度は陣痛に対する恐怖がこみ上げてきました。
産休に入る前、痛みに怯えて不安がっている私を見かねた職場の先輩が、「陣痛が怖い、痛いじゃなくて、可愛い我が子にもうすぐ会えると思って頑張ってね。絶対大丈夫!」と声をかけてくださり、思わず涙が溢れてきました。その言葉で不安だった気持ちが軽くなったのを覚えています。
娘が無事に生まれてくれてからは、夫はもちろんのこと義父母もたくさん可愛がってくれています。
私も自分の娘は当然可愛いものの、ずっと泣き止まなかったり寝てくれなかったりすると、正直イライラしてしまうこともあります。
義母は「いつでも頼ってね」「私も面倒見るよ」と娘のお世話を手伝ってくれたり、「見ててあげるから少し休んでいいよ」と私が1人で休める時間を作ってくれたりして、たくさんの手助けや優しい言葉に何度も救われてきました。
今度は困っているママを助ける側に回りたい
(※写真はイメージです)
他にも、近い時期に出産した友達がたくさんアドバイスをくれたり、話を聞いてくれたりして、何度となく心が救われてきました。
また最近では、買い物先でカートに乗せていた娘が泣き出してしまい、「赤ちゃん抱っこしてましょうか?」と通りすがりの女性が申し出て下さったことも。よその人に抱っこされると余計に泣いてしまう時期だったので不安もありましたが、お言葉に甘えて少し抱っこを代わってもらいました。娘の機嫌も直り、私もささっと袋詰めができてとても助かりました。
今思えば妊娠中から心の中では、この社会で自分が子育てしていくことへの不安が渦巻いていたのかもしれません。でも実際には、こんなふうにうれしい経験が積み重なっています。
様々な場面でたくさんの人が手助けしてくれたので、ここまでやってこれました。感謝の気持ちしかありません。私も同じように困っていそうなママさんを見かけたら、今度は助ける側になりたいです。
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※本記事は、編集部に寄せられた実際のエピソードを元に再構成しています。
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