11月13日(水) 19:20
清⽔尋也と⾼杉真宙がダブル主演を務める映画『オアシス』より、メイキング映像が公開された。
本作は、山戸結希、松居大悟、三宅唱、岸善幸、箱田優子、藤井道人ら、多くの監督の映画・ドラマ作品に助監督として参加してきた岩屋拓郎監督の長編デビュー作。裏社会に生きながら絶望と、一瞬の幸福を味わうリアルな若者の姿を描いたバイオレンス青春映画だ。
富井ヒロト(清水尋也)と金森(高杉真宙)、そして紅花(伊藤万理華)は幼馴染で青春時代を共に過ごした仲間だったが、ある事件をきっかけにバラバラの人生を歩むことになってしまう。
公開されたのは、本当の幼馴染のように仲の良い撮影現場の風景や、3人のインタビューをまとめたメイキング映像。併せて、岸善幸監督、山戸結希監督、松本優作監督、小林啓一監督、佐藤寛太(俳優)から、応援コメントが到着した。
<応援コメント>
■岸善幸(映画監督)
映画『オアシス』は岩屋拓郎監督の自伝である。
燻り、傷つき、明日が見えなかった日々の唯一の希望が描かれている。
清水尋也と高杉真宙の乾いた目、そこに映る伊藤万理華の微笑が哀れだ。
人は、どんなに穢れた場所でも、誰かといることで救われる。
そんな時間を生きる人々にこの映画を観てほしい。
■山戸結希(映画監督)
映画という、絶対的に身体的で、物質的であることから逃れられない──どうしてもこの今が現前する表現において、初監督作にして、ここまで血肉の行き届いた世界観を立ち上げ、創り上げてみせた岩屋拓郎監督の、映画制作に対する突破力にへと、何よりも敬意を抱いてやみません。
未来われわれが驚愕する、凄まじい作品を、必ずやその手にする彼の、この今を見届けてください。
■松本優作(映画監督)
映画の公開、本当におめでとう御座います。
岩屋拓郎監督の映画に対する情熱が、最初のワンカットからひしひしと伝わりました。
自分の居場所を必死で探し求め、その瞬間瞬間を死に物狂いで生きる登場人物たちに魅了されました。登場人物それぞれの表情、映像の切り取り方、本当に素晴らしかったです。
是非劇場で多くの方にご覧いただけると嬉しいです。
■小林啓一(映画監督)
尋也くんと真宙くんの『あの感じ、あの空気感』をたっぷり味わうことができました。
しっかり成長しているのに、変わってないなーと嬉しく思いました。
正直、岩屋監督が羨ましい。初監督とは思えぬ大胆な演出は必見です。
■佐藤寛太(俳優)
少年少女が大人に変わるほんのひととき。
今を見つめ続け、刹那的に時を重ねる彼らが、ギラギラピカピカ精一杯生きていて、美しくて眩暈がしました。ひとりひとり、全キャストの魅力がぶつかり合って重なり合いスクリーンから迸っています。
映画って自由だ。
岩屋監督のひとりの友人として、この作品がひとつの映画として完成したことが本当に嬉しいです。
是非劇場でご覧ください。
『オアシス』メイキング映像
<作品情報>
『オアシス』
2024年11月15日(金) 公開
公式HP:
http://oasis--movie.com/
(C)2024『オアシス』製作委員会