ベン・スティラーとコリン・ファレルが、アンドリュー・ヘイ監督の実録犯罪映画「Belly of the Beast(原題)」に主演することが分かった。米Deadlineが報じた。
本作は、米作家ジェローム・ラビングが2017年に刊行したノンフィクション書「Jack and Norman:A State-Raised Convict and the Legacy of Norman Mailer's “The Executioner's Song”」の映画化。ノンフィクション小説で名を挙げた作家ノーマン・メイラーと長年の受刑者ジャック・ヘンリー・アボットの交流を描いた作品で、映画ではメイラーをスティラーが、アボットをファレルが演じる。
1977年代後半、銀行強盗、贋作、殺人の罪で有罪判決を受け刑務所に収監されていたアボットと出会ったメイラーは、アボットの回顧録の執筆を手伝い、仮釈放されるまで約10年間支え続けた。仮釈放されたアボットは瞬く間に文壇のエリートとなったアボットだが、メイラーに妬まれ突き放されたとこで、負のスパイラルに巻き込まれ、出所からわずか6週間で再び暴力行為を起こしてしまう。
前作で山田太一氏の傑作小説「異人たちとの夏」を映画化したヘイ監督が、アレクシス・ジョリーと共同脚本を担当。ファレルとクローディン・ファレルのチャペル・プレイス、アリソン・ローゼンツバイクとマイケル・ゲータ、そしてビレッジ・ロードショー・ピクチャーズが製作を担当する。
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異人たちとの夏
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