中学生は、中間テストや期末テストなど成績に直結する重要なテストがあります。普段は部活に打ち込んだり友だちと遊びに行ったりする子どもでも、定期テストの前には集中して勉強するのではないでしょうか。
『中間・期末テスト前に出かけるのはアリですか？子どもが「2時間とか3時間、気分転換に出かけたい」と言っているのですが』
テストには範囲はあれど、どのような問題が出るかわかりません。直前であれば、英単語や漢字の一つでも覚えて欲しいところ。でもあまりに煮詰まりすぎてもいけませんよね。「お出かけはテストが終わってから」と言うべきか、「少しならいいよ」と言うべきか。投稿者さんは悩んでいるようです。
テスト前はさすがにNG！というママたちは

テスト前はお出かけをさせないというママたちはどう考えているのでしょうか。
『塾の講義や塾での自主勉強などで忙しいから、遊びに出かけるような時間はないと思う』
『風邪などが流行している時期は感染するのも困るし外出させない』
『うちの子は、普段、勉強をしていないので却下！です』
塾の勉強で忙しいから、感染症に罹患すると怖いから……という理由のほかに、出かける余裕などない！と嘆くママもいます。勉強していると思いきや消しゴムに穴を開けていた、なんてサボリグセがついているケースもあります。お出かけなんてもってのほかと思うのも無理はありませんね。
お出かけOK！賛成するママたちは？
勉強は普段の積み重ねが大事。テスト前だからとあがいても結果は変わらないと考えるママたちもいるようです。
『出かけてるよ。しっかり結果出しているから本人に任せている』
『一日中勉強していたからといって頭に入らないでしょう。リフレッシュしてから帰ってきてから勉強した方が効率いい』
『気分転換に少し出かけたいと言ってきたら煮詰まっているんだろうな、と判断して行かせる』
2、3時間であれば、出かけても影響はないと考えるママたちも。本人が出かけたいというのは、集中できない状態になっているのかもしれません。ダラダラと同じところを右往左往しているのなら、気分転換は必要かもしれません。
テストを受ける本人次第

テスト前となると、親としては気合いが入るところですが、受けるのはママではなく子ども自身です。勉強の仕方も時間配分も、ママの考えとは違うこともありそうです。出かけるか否かは子どもの考えを尊重するのも大切かもしれません。
『うちは普段から余裕もって勉強しているから、テスト前は気晴らしに数時間出かけるけど、ずっと学年トップ5以内です』
『その子によると思う。どれくらい理解しているのか、どの点数を目指しているのか』
『上の子はリフレッシュしたい派だったから本人が希望したら行かせてた。ずっと家にいるとストレス溜まるタイプだから。でも下の子はテスト終わるまで出かけない、遊ばない、スマホも制限かける、というタイプ。まるで修行僧みたい』
子どもの性格によって、自宅で集中したいタイプ、外でリフレッシュする時間が欲しいタイプとわかれることもありそうです。
お出かけ先＆誰と行くのかも判断材料に
ところで、ママたちが気にしたのは「お出かけ」の基準です。「1人での外出はいいけれど、お友だちを誘うならNG」というママや「遊びに行くのではなく、外食や買いもの程度ならOK」と考えるママもいます。お出かけの内容にもよるということですね。

また友だちと一緒に勉強するという子どもの場合はどうでしょう？ファーストフードなどでも、黙々と勉強しているカップルもいれば、勉強そっちのけでおしゃべりしているグループも見かけます。多少の雑音がある方が集中できるタイプの子どももいれば、友だちと過ごすことが楽しくて勉強どころではない、という子どももいそうです。子どもの性格をママがしっかりと見極めておく、という必要もあるかもしれませんね。

お出かけNGでもOKでも、目的はテストの点数を1点でも多く取るため。どのようにリフレッシュするかは親子で相談を重ねてみてはいかがでしょうか。

文・岡さきの編集・すずらんイラスト・なかやまねこ

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