阿部寛、キャスター役初挑戦の理由は「色々な役をやり尽くし、ハードルに挑戦したい」

『ショウタイムセブン』完成報告イベントに出席した阿部寛 クランクイン!

阿部寛、キャスター役初挑戦の理由は「色々な役をやり尽くし、ハードルに挑戦したい」

11月12日(火) 10:55

俳優の阿部寛が11日、都内で行われた主演映画『ショウタイムセブン』(2025年2月7日公開)の完成報告イベントに共演の竜星涼、生見愛瑠、井川遥、吉田鋼太郎と参加した。

【写真】完成報告イベントに出席した阿部寛、竜星涼ら『ショウタイムセブン』キャストたち

阿部と竜星とは連続ドラマ『VIVANT』以来の共演。竜星から「阿部さんは自分が広告をしている飲料メーカーの飲料水をさっと僕に渡して『これ、美味いよ』と、皆さんが見る場所ではない裏側で『これいいよ』と宣伝してくる」と明かされると、阿部は「それいやらしいだろ、頼むよ!」と大慌て。そんな竜星について阿部は「生意気な役で、そのスイッチが入った時の竜星の演技は目が覚めるようだった。成長も感じたし、現場で一緒に仕事をしていて気持ちが良い。いい意味で生意気。今日も僕よりも派手な衣装を着ているし…失礼だなと。そんなところも好き」とジョーク交じりに信頼の情を滲ませていた。

前代未聞の命懸けの<生放送(ショウタイム)>をリアルタイム進行で描くサスペンス・エンタテインメントである本作。キャスター役初挑戦の阿部は「これまでキャスター役は避けていました。難しいと思うし、番宣で出る時もアナウンサーやキャスターの方には尊敬しかなくて、だから自分は出来ないと思って避けていました。でもこの歳になって色々な役をやり尽くしたので、そろそろこのハードルに挑戦したいと」とオファー快諾理由を明かした。

その後、キャストたちは映画の内容にちなんで「命がけの体験談」をそれぞれ発表。阿部は「作品名は言いませんが、道なき道を10時間くらいかけて行かなければならない撮影があった」と『VIVANT』匂わせをしながら「悪路で車のタイヤも4回くらいパンクするし、寝ていたらガクン!となって首をやる。これは命が危ないと思った。でも人間は凄くてそんな状況下でも寝る技を考える。ドライバーさんの緊張感でガクン!となる瞬間もわかるようになって、もうその状況の方が良いような気持ちになった」と悟りを開いていた。

竜星も「僕も作品は言えませんが…」とニヤリとして「砂漠があって周りに何もない環境で、撮影後にシャワーを浴びようとしたらお湯が出ずに水だった」と大ショック。これに阿部は「たぶん俺が先にお湯を使ったんだろうね。早い者勝ちだから」と『VIVANT』でのエピソードであることを匂わせていた。

一方、二児の母である井川は「出産です!」と断言し「二人目で覚悟は出来ていたものの、個人差もあるし、痛みの中で呼吸を省エネモードにしたのを覚えいます。もう乗り越えられない!と思った時に産声が上がりました。皆さん叫ぶと言われますが、助産師さんからは『今までで一番静かなお産だった』と…。消耗しないように小さい声を出しただけです」と照れ笑いを見せた。

映画『ショウタイムセブン』は、2025年2月7日より全国公開。

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