『SPEC』シリーズの脚本家・西荻弓絵が手がけた漫画を、主演に赤楚衛ニを迎えてドラマ化した『相続探偵』が、2025年1月に日本テレビ系にて放送されることが決定。本作で赤楚は、クセ強だが頭の切れる主人公・灰江七生(ハイエナオ)にふんし、難解な相続問題を解決していく。
【写真】赤楚衞二がクセ強主人公・灰江七生(ハイエナオ)に本作は、「相続」というテーマに特化した斬新なヒューマンミステリー。難解な相続問題を、風変わりな主人公が個性豊かな仲間たちと、コミカルに、痛快に、時に大真面目に解決し、故人と遺された人々の絆を見つめ直す。“大御所ミステリー作家が残した遺言書の謎”に挑んだり、“後妻業の女が仕掛けた巧妙な悪事”を暴いたり、毎話異なる難事件をテーマに、ユニークで予測不能なミステリーが描かれる。
原作は、『SPEC〜警視庁公安部公安第五課 未詳事件特別対策係事件簿〜』シリーズ(TBS系)や『ケイゾク』(TBS系)などで知られる脚本家・西荻弓絵が手がけ、繊細で美しい描写が特徴の幾田羊が作画を担当した漫画『相続探偵』。2021年から講談社の「イブニング」で連載され、コミカルで斬新な視点から重厚な相続問題に迫るストーリーが多くの読者を魅了してきた。今回のドラマでは、原作者の西荻が自ら脚本を執筆。さらに、漫画では気になる形で終わっていた主人公たちの物語がドラマオリジナルで展開される。
主人公の元弁護士でワケありの経歴を持つ遺産相続専門探偵・灰江七生(ハイエナオ)を演じるのは、赤楚衛ニ。『仮面ライダービルド』(テレビ朝日系)で注目を集め、『こっち向いてよ向井くん』(日本テレビ系)でGP帯ドラマ初主演、2023年には連続テレビ小説『舞いあがれ!』(NHK総合ほか)でヒロインの夫役を演じた赤楚が、日テレドラマで2度目の主演を務める。
公開されたビジュアルで赤楚は、原作漫画の主人公の姿を見事に再現。クセの強いキャラクター・灰江七生をどう演じるのか期待が高まる。なお、灰江と共に難事件に挑む個性豊かな仲間たちを演じる俳優は、近日解禁される予定。
本作で探偵役に初挑戦する赤楚は、原作を読んだ当時を振り返り「これまで『遺産相続』と聞くと、どうしても争いや不幸といったネガティブなイメージが強かったのですが、この作品では、主人公たちが遺言書に込められた故人の想いを丁寧にひも解いていくことで、亡くなった方、残された人々がそれぞれの幸せを見つけられているように感じました」とコメント。
役作りについては「灰江の独特な動きや個性的な仕草がとても印象的で、彼ならではの個性やクセを表現できるよう心がけています。灰江というキャラクターの持つ魅力を視聴者の皆様にお届けできるように演じていきたいと思います」と意気込む。そして「『相続問題』は人が生きていく中で誰もが一度は向き合うテーマであり、共感できるところもたくさんあると思いますので、遺言書に秘められた想いを探りながら楽しんでください」とメッセージを寄せた。
原作・脚本の西荻は「生の灰江、朝永、令子の不思議と愉快なチーム感は楽しみですし、毎回のゲストも素晴らしい方々にご出演頂けるようで、感謝に震える思いです。漫画原作の時からお世話になっている法律監修の川崎先生、心温かいドラマスタッフの皆さんと一緒に知恵を絞りつつ、人生百年時代、大相続時代に相応しいユニークなエンタメをお届けしたいと、目下奮闘中です!」と語っている。
土ドラ9『相続探偵』は、日本テレビ系にて2025年1月より毎週土曜21時放送。
※主演、脚本家、原作の作画担当者、プロデューサーのコメント全文は以下の通り。
<コメント全文>■赤楚衛ニ(灰江七生役)
――原作を読んだ時の感想をお聞かせください。
「相続問題」は、人が生きていく中で誰もが一度は向き合うテーマだと思います。これまで「遺産相続」と聞くと、どうしても争いや不幸といったネガティブなイメージが強かったのですが、この作品では、主人公たちが遺言書に込められた故人の想いを丁寧にひも解いていくことで、亡くなった方、残された人々がそれぞれの幸せを見つけられているように感じました。心に染みるシーンがたくさんあったのですが、特に心に響いたのは、“遺言書って、愛する人に出す最後の手紙だから”というメッセージです。この言葉には、グッと共感しました。
――主人公・灰江七生について。
灰江七生は、元エリート弁護士でありながら、少しワケありの過去を持つ遺産相続専門の探偵です。彼は飄々とした雰囲気ながらも、非常に頭が切れ、難解な相続問題を鮮やかに解決していく魅力的なキャラクターです。灰江の独特な動きや個性的な仕草がとても印象的で、彼ならではの個性やクセを表現できるよう心がけています。これから監督さんやプロデューサーさんと意見を交わしながら、灰江というキャラクターの持つ魅力を視聴者の皆様にお届けできるように演じていきたいと思います。
――視聴者へメッセージを。
本作は、遺産相続のトラブルや謎を解き明かす探偵を主人公にしたミステリー作品です。主人公が相続にまつわる、さまざまな問題や隠された謎に挑み、遺言書に込めた故人の想いを明らかにしていく展開が物語の見どころとなっています。また、本作では漫画では描かれなかった主人公の過去にも迫り、物語が進むにつれて、灰江七生の人物像が明かされていくので、そのストーリー展開も見どころとなっています。「相続問題」は人が生きていく中で誰もが一度は向き合うテーマであり、共感できるところもたくさんあると思いますので、遺言書に秘められた想いを探りながら楽しんでください。
■西荻弓絵(原作・脚本)
『相続探偵』というタイトルに心惹かれて編集部の方々と積み上げて来た原作です。幾田羊先生の漫画が素敵に愛らしく、お陰様でこの度、ドラマ化の運びとなりました。当初から自ら脚本を書きたいという密かな野望がありまして、それが叶った次第です。
生の灰江、朝永、令子の不思議と愉快なチーム感は楽しみですし、毎回のゲストも素晴らしい方々にご出演頂けるようで、感謝に震える思いです。漫画原作の時からお世話になっている法律監修の川崎先生、心温かいドラマスタッフの皆さんと一緒に知恵を絞りつつ、人生百年時代、大相続時代に相応しいユニークなエンタメをお届けしたいと、目下奮闘中です!
■幾田羊(作画)
故人の遺志、というのは法的な決まりを考えなければ、歪曲や無視することも可能なか弱い存在で、それを掬い上げなんとしてでも守ろうとする灰江は一見そうは見えずともヒーローだなと思っています。そんな彼らにまたこうして会えること、漫画で描かれなかった部分をようやく見ることができるかも…?という面も含め、とても楽しみにしております。
■島ノ江衣未(プロデューサー)
西荻先生と幾田先生が作り上げた『相続探偵』をドラマ化させて頂きます!“相続問題”に特化するという今までになかった新しい切り口で様々な事件を描く痛快ヒューマンミステリー。個性豊かなキャラクターの掛け合いと爽快感あふれる謎解きがとにかく面白い作品です。今回は原作者でもある西荻先生にドラマの脚本も書いて頂けることとなり、漫画では気になる形で終わっていた物語の続きが見られる…胸熱…!と原作ファンの1人として高まる思いです。
この作品の魅力の1つが、主人公の相続探偵・灰江七生のキャラクターです。飄々(ひょうひょう)としていて、つかみどころがない。でも絶対にブレないのは「故人の遺志を尊重すること」。灰江のその強い信念と力強い言葉の数々に、毎話心が震えること間違いなしです。そして、なぜ灰江がこんなにも亡くなった方の遺志を大事にするのか?その背景もこの物語の大きな見どころとなっています!
そんな相続探偵・灰江七生を演じて頂くのは赤楚衛二さん!ビジュアル撮影の際、「灰江がここにいる!」と思うくらいそっくりで驚きました!これまで様々な役を演じてこられた赤楚さんですが、今回探偵役は初挑戦。今まで見たことがない新たな魅力が全開です!他にも素敵で豪華な出演者の皆さんにお集まりいただき、キャスト・スタッフ一丸となって制作しております。ドラマ『相続探偵』、ご期待ください!
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