11月12日(火) 12:20
山﨑賢人が主演を務める映画『アンダーニンジャ』の新たなキャスト4名が発表された。
『アンダーニンジャ』は、『アイアムアヒーロー』で知られる漫画家・花沢健吾の最新作で、現代社会に潜む新たな忍者像を描いた作品。2023年には地上波でテレビアニメ化され、リアリティのある描写や引き込まれる世界観、ストーリーで話題となった。映画化にあたり、福田雄一監督がメガホンを取り、山﨑が謎の忍者・雲隠九郎を、浜辺美波が忍者たちの戦いに巻き込まれていく女子高生・野口彩花を演じる。
また、これまで間宮祥太朗、白石麻衣、岡山天音、山本千尋、宮世琉弥、坂口涼太郎、平田満と、多彩なキャストの出演が発表されていたが、今回新たに癖の強いキャラクターたちがアナウンスされた。
ムロツヨシが九郎の隣人でリストラにあってしまった冴えないサラリーマン・大野を、木南晴夏が九郎の下の階に住みビールが大好物で陽気な女性・川戸を演じる。ムロと木南は、福田雄一が脚本・監督を務めた『勇者ヨシヒコ』シリーズでメインキャストとして共演しており、木南は同シリーズ以来8年ぶリの福田組作品への出演となる。
さらに、長谷川忍(シソンヌ)が九郎の担任教師を演じ、佐藤二朗が思弁小説で日銭を稼ぐ売れない歴史小説家・吉田昭和に扮する。
併せて、各キャラクターの個性が爆発するビジュアルと特別映像も公開。特別映像では、トイレットペーパーを取ってあげた九郎に対し、目が合った瞬間サンダルを投げつける傍若無人な川戸の姿から始まり、暗闇の中で稲川淳二の怪談話を彷彿とさせる表情豊かな大野、九郎に構う担任や狭い浴槽で真緑の湯に浸かり、大声で編集担当の鈴木(白石麻衣)にツッコむ吉田の姿が。最後は九郎と大野の部屋が繋がっている押し入れの襖を駆使した攻防戦が繰り広げられ、何とも言えない表情を見せる大野の姿で締めくくられる。
<キャスト コメント>
■大野/ムロツヨシ
アンダーニンジャに参加させていただきます、役者のムロツヨシです。
いつもお世話になっている福田組から、ぜひこの役を、ぜひ「大野さん」をやってもらいたいとご連絡をいただき、「大野さん」のビジュアル含め、ムロツヨシはやれるだろうか?
……この迷いは最初の衣装メイク合わせですぐに無くなりました。さすが福田組のスタッフさんです。鏡をみると鏡の中に「大野さん」がいました。福田監督を含め、各パートのスタッフさんに感謝感激です。
そして、撮影では、久しぶりに山﨑賢人くんとのシーン。山﨑くんにも「大野さんだ」と喜んでいただき、48歳の役者はまたも感激。
思いっきりお芝居させていただきました。
またお芝居が好きになれた作品『アンダーニンジャ』。
若い世代の役者の皆さんがとても素敵です。素敵すぎます。
48歳役者は片隅において、どうかどうか『アンダーニンジャ』を楽しみにしていてください。
ムロツヨシでした。
■川戸愛/木南晴夏
久しぶりの福田組だったので、ど緊張でした。私はクランクインの日に1日で撮影が終わってしまったのですが、初日から福田さんの笑い声が響き渡っていて、あ、この笑い声こそ福田組だなーと懐かしく感じました。
原作通りのゆるさと、私が全く関わっていないアクションはきっととんでもなくかっこよくなっていて、間違いなくそこが見どころでしょう。
私自身も完成した映画を観るのが楽しみです。
■担任/長谷川忍(シソンヌ)
久しぶりに福田雄一さんの作品に呼んでいただいたので楽しみでしたが……
台本を読んだら山﨑賢人くんと浜辺美波さんとの3人だけのシーンだったので2人の字面が強すぎて軽くヒヨりかけたのが正直な気持ちです。
リハの段階でかなり余計な事をして山﨑賢人くんと使われないであろうやり取りをして本番は無しと監督に言われると思っていたのですがそこは福田さん!
それ生かしでやっていいと言われ改めて福田組だなと確信しました。
使われているかは映画館で確認してください!
見どころは浜辺さんのテンション
見た事ないテンションの高さに注目してください!
かなりカマしてました。
■吉田昭和/佐藤二朗
みんな、聞いてくれ。全人類よ、聞いてくれ。俺は今回、初めて福田を誉めた。「デカした」と誉めた。
だって今回、俺の相手役、白石麻衣、もう一度言う。白石麻衣なのだ。
あまりの緊張と嬉しさで、撮影前日、俺は9時間しか寝れなかったほどだ。
もはや俺と白石麻衣のラブストーリーと言っても過言ではあるまい。
これ以上は各方面から怒られそうなのでこれくらいにしとくが、果たして俺と白石麻衣とのラブシーンがあるかどうか、是非、劇場でお確かめください。
『アンダーニンジャ』キャラクター映像〈大野/川戸愛/担任/吉田昭和〉
<作品情報>
『アンダーニンジャ』
2025年1月24日(金) 公開
公式HP:
https://underninja-mv.com/
(C)花沢健吾/講談社
(C)2025「アンダーニンジャ」製作委員会