賛否両論の『ジョーカー2』に身内からも酷評噴出「史上最悪の映画」と出演者

『ジョーカー2』出演者が酷評「史上最悪の映画だ」 写真提供:AFLO

賛否両論の『ジョーカー2』に身内からも酷評噴出「史上最悪の映画」と出演者

11月12日(火) 11:00

ホアキン・フェニックスがジョーカー/アーサー・フレックを演じ、大ヒットを記録した『ジョーカー』の続編、『ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ』。賛否両論を呼ぶなか、身内である出演者からも酷評されたようだ。

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Varietyによると、『ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ』でアーカム・アサイラムの警備員役を演じたスタンダップコメディアンのティム・ディロンが、この度ポッドキャスト『The Joe Rogan Experience(原題)』に出演し、「史上最悪の映画だ」と酷評したそうだ。

彼によると、「『ジョーカー』の公開後、インセル(非モテで意図せずに禁欲を貫く女性蔑視の人々)に好かれた、曲解された、男性の怒りだ!ニヒリズムだ!などと議論があった。それで『方向性を変えてみよう』ということになって、ホアキン・フェニックスとレディー・ガガが狂気の沙汰のタップダンスすることになった」のが原因だそう。

続けて、こう評していたのは彼だけではないことも示唆。「アーカム・アサイラムの警備員役だったから、他の連中と警備員の衣装姿で座っていた。すると酷い様子が聞こえてきたから、『何だこれ』と言うと、他のヤツも『これは酷いものになるな』と言っていた。『史上最悪の作品になるぞ』と話した」とコメント。

さらに、「昼時には、『どんなストーリーなんだ。プロットはあるのか?よくわからないけれど、獄中で恋に落ちるのか?』と話題になったよ。これは怖いもの見たさで観る映画ですらない。それほど酷い作品だよ」と話したそうだ。

なお、『パルプ・フィクション』や『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』などで知られるクエンティン・タランティーノ監督は、先日別のポッドキャストで同作を絶賛。「ミュージカルシーンが本当に良くて、夢中になった。曲が平凡であればあるほど、良さが際立った。『フォー・ワンス・イン・マイ・ライフ』の歌詞をこんな風に聞いたのは初めてだ」と語っている。

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