■これまでのあらすじ
幼稚園生の長女と生後2ヶ月の次女を育てる妻が、ある日ひどい頭痛に見舞われる。これまでにない痛みだと感じたことから総合病院でCT検査を受けることに。しかし予約日を前に、妻の痛みは我慢の限界に。夫に頼んで一緒に病院へ行ってもらうが、夫は妻の体調不良を軽視していて…。検査の結果、脳の血管に血栓ができたことが発覚。医師にかなり重症ですぐ入院と言われるが、夫は自分の負担を考えて薬と通院でどうにかならないかと訴えて医師をあきれさせるのだった。帰り際、自分を気遣う言葉を掛けずに出て行く夫を見て、妻はある出来事を思い出し…。
■次女を妊娠中のある日…
■パパを呼んで!
■家族ではなく他人?
次女を妊娠中の夏。私は急に激しい腹痛に襲われ、激痛と便意、嘔吐でトイレから出られなくなってしまったのです。
仕事が休みでビールを飲み寝ていた夫に助けを求めようと、当時3歳の長女に「パパを起こしてきて」とお願いしたのですが…。
起きてきた夫は妻がまだ病院には行けないとわかり、具合の悪い妻を床に放置したままベッドへ逆戻り!
妊婦なのに…!
別にずっと背中をさすっていろとは言いません。せめて、子どもの様子をみたり、妻を気遣ったりできないものですかね…?
この夫の行動、ひとつもフィクションはありません!
本記事はあくまで筆者の体験談であり、症状を説明したり、医学的・科学的な根拠を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。
(紙屋束実)
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