テレビアニメ「どうせ、恋してしまうんだ。」の追加キャストとして、梅原裕一郎、名塚佳織の出演が決定した。あわせて、エンディング主題歌アーティストも発表されている。
同作は、「なかよし」(講談社刊)で連載中の満井春香氏による少女漫画が原作。さまざまな不運が重なったなかで17歳の誕生日を迎えた少女・西野水帆(CV:新福桜)と、羽沢輝月(浦和希)ら家族のように育った4人の幼なじみの男子との恋愛模様が描かれる。原作単行本は第9巻まで発売中。
梅原は、水帆の幼なじみのひとりである星川周吾(猪股慧士)の兄で、水帆の初恋相手でもある星川透吾(ほしかわ・とうご)、名塚は周吾が懐いていることに気づきながらも、そっけなく振る舞う高校の音楽教師・白石真波を演じる。
エンディング主題歌は、スリーピースロックバンド「マルシィ」による書きおろし楽曲「願いごと」が作品をいろどる。
「どうせ、恋してしまうんだ。」は2025年1月から放送開始。梅原、名塚、「マルシィ」からのコメント全文は以下の通り。
【梅原裕一郎(星川透吾役)】
Q1.本作の魅力をお聞かせいただけますでしょうか。
世界的な閉塞感や、やるせなさの中でも青春を謳歌し、かけがえのない時間を過ごしている登場人物たちが眩しく感じました。
過去と現在で物語が紐解かれていく仕組みが面白く、次の展開が楽しみになる作品です。
Q2.星川透吾を演じるにあたり、意気込みを教えていただけますでしょうか。
幼馴染ではありますが、主人公たちの先達として登場するキャラクターなので、少し大人びた雰囲気を意識しました。
とはいえ大学生なので、本当の大人からしてみれば少し生意気な、まだ青春の名残を感じさせるキャラクターになればいいなと思いました。
【名塚佳織(白石真波役)】
Q1.本作の魅力をお聞かせいただけますでしょうか。
真っ直ぐだったり、正面からは受け止めきれなかったり、自分の気持ちを大切にしたり、素直になれなかったり……。
自分のことも周りのことも一番いろいろ考え悩み、失敗したり後悔しながら成長していく時期。
そんな繊細な時期を切なくも美しく描いてくれている今作に、とても引き込まれました。
Q2.白石真波(白石先生)を演じるにあたり、意気込みを教えていただけますでしょうか。
優しすぎず、冷たすぎず……生徒との距離感を大切にしました。
少しでもどちらかに寄ると勘違いさせかねないので、そのバランスが難しかったです。
【マルシィ(エンディング主題歌アーティスト)】
胸の奥底から真っ直ぐに人が人を想うことの尊さ、嬉しさは、それと同時に苦しく切ないものでもあるということ。
原作や脚本を読ませていただく中で、眩しくて、儚くて、きらきらした青春の物語に心を包まれながら、そのことを改めて気付かされました。
何をかけてでも、そばに居たいと想う。
そんな願いを精一杯詰め込んで書きました。
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(C)満井春香/講談社