巨匠リドリー・スコットが手掛けた名作の続編「グラディエーターII 英雄を呼ぶ声」の日本語吹き替え版キャストが発表され、武内駿輔、大塚明夫、山寺宏一、沢海陽子、宮野真守、梶裕貴が参加していることがわかった。あわせて、日本語吹き替え版予告が公開された。
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【動画】「グラディエーターII 英雄を呼ぶ声」日本語吹替版予告
前作「グラディエーター」は、苛烈を極める皇帝の後継者争いの陰謀に巻き込まれ、奴隷の座へと落とされた元大将軍マキシマスが復讐を誓い、剣闘士(グラディエーター)としてコロセウムで極限の闘いに挑むさまを描き、第73回アカデミー賞で作品賞、主演男優賞を含む5部門を獲得。今作では前作の“その後”が、最新技術によってさらにグレードアップした映像で描かれる。
復讐を誓う剣闘士=グラディエーターとして激しい闘いに身を投じていく若き主人公ルシアス(ポール・メスカル)の声を担当するのは、人気若手声優の武内。ルシアスの才能を見抜き、利用し、帝国での地位を狙う謎の奴隷商人・マクリヌス(デンゼル・ワシントン)は、これまでもデンゼルの吹替を数々担当してきた大塚が担う。
ルシアスの妻を手にかけた因縁と、悪政はびこるローマ帝国の争乱に翻弄されていく屈強な将軍アカシウス(ペドロ・パスカル)役は、声優が選ぶ声優総選挙で1位に輝いた山寺。前作の主要キャラクターで唯一、再登場する元皇帝の姉で、本作の主人公ルシアスの母ルッシラ(コニー・ニールセン)は、前作でも吹替を担当した沢海が続投する。そして、極悪非道でクレイジーな双子皇帝たち、ゲタ帝(ジョセフ・クイン)を宮野、カラカラ帝(フレッド・ヘッキンジャー)を梶が絶妙なコンビネーションで演じる。
ルシアス役の武内は、「巨匠リドリー・スコットの作品に関わる事ができるなんて、まさに夢のようでした。ポール・メスカルは自分と年齢が近いこともあり、その表現の繊細さ、背中から放たれるオーラ、深く惹き込まれる瞳、全てにおいて強い魅力を感じ、間違いなく次世代のスター俳優だと思っていましたが、そんな彼を吹き替える機会をいただけるとは…今年の運は全て使い果たしました」と喜びを語る。
そして、「映画としてはとにかくコロセウム上での戦闘の躍動感、スピード、カメラワークに、齧り付くこと間違いなしです!字幕を追う事なく、日本の映画ファンの感性をより刺激できるよう、心血を注いで吹き替えさせていただきました。前作を知らない方でももちろん楽しんでいただけますし、前作ファンの方々の期待を、遥かに超える内容になっているんじゃないでしょうか。そして、声優陣の熱演ぶりを劇場の大きなスピーカーで体感できる、この機会をぜひお見逃しなく!皆様のご来場、心よりお待ちしております。力と名誉を!」とメッセージを寄せた。
「グラディエーターII 英雄を呼ぶ声」は11月15日から全国公開。字幕版に加えて吹き替え版もほぼ全ての劇場で上映予定。IMAX、4D、ドルビーシネマ、Screen Xといったラージフォーマットも含めた初週公開スクリーン数は全884スクリーンとなり、過去最大の「ミッション:インポッシブルデッドレコニング」の874スクリーンを超えるパラマウント映画史上最大規模で上映される。
【作品情報】
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グラディエーターII 英雄を呼ぶ声
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