松山英樹が日本で今季2試合目掴みたい“自信”「どこまで近づいていけるか」

松山英樹が会見に出席した(撮影:米山聡明)

松山英樹が日本で今季2試合目掴みたい“自信”「どこまで近づいていけるか」

11月12日(火) 17:52

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<ダンロップフェニックス 事前情報◇12日◇フェニックスカントリークラブ (宮崎県)◇7042ヤード・パー71>

米国男子ツアーで今季2勝、「パリ五輪」では銅メダルを獲得している松山英樹が、国内男子ツアーとしては今季初出場する。練習日の火曜日、9ホールの練習ラウンドを終えてから記者会見に応じた。



松山英樹のドライバースイングを分析【写真】


先月行われた日本開催の米ツアー「ZOZOチャンピオンシップ」ではトータル4アンダー・46位タイで終えた。それに続き、日本での試合は今季2度目。「ZOZOで思うような結果が出せなくて」という悔いが残り、そのリベンジの気持ちもある。今月5日に今大会への出場が発表された。

ZOZOを終えてからの2週間は、「体調もあまり良くなかった」と少し休暇を取ってから練習を再開。「(ZOZOの結果は)何が原因だったかということを考えながらやっているなかで、練習し始めたときはあまりよくなかったですけど、この状態で逆にうまくプレーできるようになれば自信がついてくる」と、試行錯誤を重ねているところ。「だいぶ変わっている」と話す新しいスイングを今大会で試していく。

この日の練習ラウンドでは、自身のスイングを撮影してはこまめに確認。ドライバーのシャフトはツアーレップと相談しながら、何度か替えたりするなど調整に励んでいた。「感覚と結果でうまく照らし合わせるのは大変ですけど、当然、試合になれば緊張感もある。そのなかでどういうスイングになってしまうのか、ミスが出るのかというのを、来年のために把握していきたい」と、来年1月から始まる来季の米ツアーに向けての準備も始まっている。

そのなかで、「この試合も優勝したいという気持ちはあるので、初日は早い段階でそういうのを気づけるようになれれば」と意気込んだ。優勝を意識するなかで、「今やっていることに対してどこまで近づいていけるか」ということも見定めていく。

昨年大会では、初日に8アンダー「63」をたたき出し、単独首位発進を決めている。“相性”は決して悪くはないフェニックスCCで、多くの日本ファンに感動を与えるプレーをしたい。(文・高木彩音)


<ゴルフ情報ALBA Net>
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