【漫画】猫吸いにハマっていく宇宙人…地球で見つけたかけがえのない“小さなパートナー”に「愛くるしい」と反響続出
コミックの映像化や、ドラマのコミカライズなどが多い今、エンタメ好きとしてチェックしておきたいホットなマンガ情報をお届けする「ザテレビジョン マンガ部」。今回紹介するのは、漫画家のみ・ちこさんが手がけた『宇宙人、猫を吸う』だ。
同作は、地球侵略を企む宇宙人が猫と暮らす様子を描いた『宇宙人、猫と住む』シリーズの第22話。X(旧Twitter)にポストされると、いわゆる“猫吸い”の描写が好評だったようで、多くの人から読まれている。そこで作者のみ・ちこさんに『宇宙人、猫と住む』シリーズを描いたきっかけや、『宇宙人、猫を吸う』でこだわった部分について話を伺った。
■猫のお腹はシフォンケーキのような匂い?
猫の「ホシ」と一緒に暮らしている“わるーい宇宙人”の「クロヤン」。ある日、宇宙空間にひとり漂っている夢を見ていたクロヤンは、あたたかくてやわらかく安心する匂いが漂う謎の土地に不時着する。そして、目を覚ますと、ホシがクロヤンの顏を包み込むように寄り添って眠っていた。
クロヤンは、そのままホシのお腹に顔を埋め、「お前っていい匂いだな」と言葉をもらす。さらに、その匂いを“シフォンケーキみたい”と例えた矢先、ホシの部位によって匂いが変わることに気づく。そして、クロヤンはホシの体中の匂いを嗅ぎ始め…。
クロヤンがホシの匂いにハマっていく様子に対し、読者からは「猫吸いって本当に最高だよね」「ホシが可愛すぎる…私も顔を埋めたい」など好評の声があがっていた。
■“猫吸い”は精神を安定させるために欠かせないもの
――そもそもの質問で恐縮ですが、『宇宙人、猫と住む』シリーズを創作したきっかけや理由があればお教えください。
現在一緒にくらしている飼い猫「ねこたろう」との暮らしをもとに、猫と暮らす楽しさや生き物の尊さを伝えたいなと思ったからです。
――第22話『宇宙人、猫を吸う』のストーリーは、どのような経緯で生まれたのでしょうか?
家族でも猫のにおいについてああでもない、こうでもないとよく会話に出るので、いつかは、においについての考察を描きたいと思っていました。
――『宇宙人、猫を吸う』を描いたうえで「こだわった点」あるいは「ここに注目してほしい!」というポイントがあれば教えてください。
もちろんニオイマップです。においを例えるのはすごく難しくて最後まで悩みました。自分なりには納得の表現になりましたが、コメントでもいろいろなご意見があって面白かったです。
――いわゆる“猫吸い”は猫好きにとってあるあるな行動ですが、やはりみ・ちこさんも“猫を吸い”が好きなのでしょうか?
好きなんてものじゃありません。家ではあいさつがわりに頭を吸い、集中力が切れたときはお腹や手足を吸わせてもらいます。外出先でつらいことがあったときは、猫のにおいを思い出して心を落ち着けます。「猫吸い」は精神の安定のために欠かせないものです。
――今後の展望や目標をお教えください。
『宇宙人、猫と住む』をたくさんの方に読んでいただけたら嬉しいです!
――作品を楽しみにしている読者へメッセージをお願いします!
いつも読んでいただきありがとうございます!みなさんのおかげで各種メディアでも配信いただけることになりました。Xでは最新話を投稿しているので、引き続きお楽しみいただけたら嬉しいです。
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