川口春奈が、2025年1月放送スタートの日本テレビ系ドラマ「アンサンブル」に主演することがわかった。松村北斗(「SixTONES」)が、川口演じる女性弁護士とバディを組む新人弁護士役で初共演する。
・
【フォトギャラリー】「聖☆おにいさん THE MOVIE」で戦隊ヒーローを演じる川口春奈
本作は、完全オリジナルストーリーで描くリーガルラブストーリー。「現実主義」の女性弁護士と「理想主義」の新人弁護士が、様々な恋愛トラブル裁判に挑みながら、そこで得た「恋の教訓」を自分たちの恋愛に活かしていく。
主人公・小山瀬奈(こやませな/川口春奈)は、恋愛トラブルの案件を多く扱う女性弁護士。自身のある過去のトラウマと、男女トラブルばかりを目にする日々から、「恋愛はコスパ・タイパが悪い」と思っている現実主義者だ。そんな瀬奈の前に、愛や真心を信じる理想主義者の新人弁護士・真戸原優(まとはらゆう/松村北斗)が現れる。
正反対の2人はバディを組み、恋愛トラブル裁判に挑むことに。2人は法廷中を巻き込みながら、とことん意見を戦わせていく。するとなぜか、恋愛トラブルは最高の形で解決する。裁判を通してお互いを理解した2人は次第に近づいていくが、瀬奈の抱えるトラウマや元恋人、それぞれの家族が、2人の恋の邪魔をする。
川口扮する瀬奈は、「たかなし法律事務所」に属する弁護士。真面目で慎重な性格で、クライアントに親身に寄り添う手腕が好評で、恋愛トラブル案件ばかりを依頼されるように。両親の離婚と、ある過去のトラウマから、恋愛に夢を見られなくなった。
一方、松村演じる優は、「人のためになれる仕事」に意義を見出し、大学卒業後に弁護士を目指し始めた新人弁護士。両親が営むネオ居酒屋を妹と手伝うなど、家族仲が良く、ポジティブな行動派。理想主義者で愛や真心を信じすぎるがゆえに、法廷ではトラブルを巻き起こすが、結果的にクライアントのためになることが多い。
川口は、「松村さん演じる真戸原さんとのバディが、どうなっていくのか、そこに少しラブ要素もあったりなど…難しく考えずに見ていただいて、ホッコリしたり、スカッとしたり、笑ってもらえるようなドラマにしたいと思います」とコメント。松村も「企画書、台本を読ませていただき、温かく、優しいお話だと感じました。それでいて、笑えるところもちゃんとあり、これは土曜22時という、いろんな年齢層の方が家にいる時間、テレビをつけている時間に、すごくふさわしい作品だと思いました」と作品の魅力を語った。
今作が初共演の2人だが、川口が「はじめまして、だと思っていたのですが、『同じ教室にいましたよ』と、今朝お話しされて、すごく衝撃を受けました(笑)」と、同じ高校の先輩、後輩だったことを告白。松村も「当時、学年が違っても、同じ場所で同じホームルームを受けていたので、そのとき川口さんと一緒だったのですが、まあ、喋るしゃべる(笑)」と当時の印象を明かした。
「アンサンブル」は日本テレビで25年1月より毎週土曜日午後10時から放送。川口と松村のクランク前インタビューと、後藤庸介プロデューサーのコメントは以下の通り。
【川口春奈×松村北斗クランクイン前インタビュー】
Q.1月期土ドラ10「アンサンブル」の見どころを教えてください。
川口:このドラマは、恋愛をはじめ、トラブルを解決する弁護士の話、家族の話など、様々な人と人の繋がりが詰まっている作品だと思います。「リーガル」という枠だけにとらわれない、主人公をはじめ登場人物それぞれが、自分自身を見つめ直して成長していくようなストーリーだと思いました。
松村:弁護士の役なのですが、「弁護士もの」と聞いたときに想像するところからは少し離れたところにある温かさや、すごく広い意味での愛などが中心になっていると思います。企画書、台本を読ませていただき、温かく、優しいお話だと感じました。それでいて、笑えるところもちゃんとあり、これは土曜22時という、いろんな年齢層の方が家にいる時間、テレビをつけている時間に、すごくふさわしい作品だと思いました。そのようなドラマに、真戸原優という役で出られるということを、とても嬉しく思います。
Q.川口さんは「現実主義」の女性弁護士役、松村さんは「理想主義」の新人弁護士役を演じられますが、それぞれの役どころ、魅力的なところをお教えください。
川口:私の演じる瀬奈は、「現実主義」という部分は確かにあると思いますが、バリバリ働くすごくかっこいい女性だと思います。一方で、仕事に対する姿勢と自分自身の恋愛観にギャップがあったり、どこか鎧を着けているような部分もあったりする、どちらかというと慎重派なキャラクターだと思いました。彼女自身も、恋愛や母親との関係性などに少し悩みがあったり、 「このままでいいのかな」という問題も抱えていたりするので、そこが回を増すごとにどうなるのかということが見どころだと思います。
松村:僕が演じる真戸原は、広い意味での愛というものをすごく大事にしているキャラクターで、「理想主義」でもあり、たくさんの方が「自分もそういうふうに思える人間になりたいな」、「そういう考えをできる人間になりたいな」と憧れる人物像だと思っています。僕自身も、少し憧れを抱いた人物像でした。まず、そこが役として、毎週見たくなるような魅力になると思っています。川口さんが演じられる瀬奈とは正反対のキャラクターなのですが、正反対であることを責め合うわけではなく、寄り添う時間がたくさんあるということが、僕の役、川口さんの役の両方が持っている魅力かと思います。
Q.今回が初共演になるかと思いますが、お互いの印象を教えてください。
松村:僕は川口さんの高校の後輩なんですよ。当時、学年が違っても、同じ場所で同じホームルームを受けていたので、そのとき川口さんと一緒だったのですが、まあ、喋るしゃべる(笑)。なんかもう先生も諦めているみたいな印象があって(笑)。なので、今日の初対面は「怖いなぁ」と思っていました(笑)。なんか飲み込まれちゃうんじゃないかと思って(笑)。
川口:たしかに(笑)。
松村:見た目とかではなく、そういう勢いの強さの意味で、自分の中で川口さんをキャラクター化するとしたらアナコンダみたいなイメージがあって(笑)。
川口:絶対そこが記事に書かれるじゃん!(笑)
松村:会ってお話したら、話しやすいっていうのが逆に怖かったですね(笑)
川口:本当にはじめまして、だと思っていたのですが、「同じ教室にいましたよ」と、今朝お話しされて、すごく衝撃を受けました(笑)。オーラを消していらっしゃったんだと思いました。ですが、普段は、役者さんとしてもそうですし、グループで活動されていらっしゃるときも、とても華のある方なので、そこのギャップが驚きという印象でした。個人的に、松村さんが出演されている様々な作品を見させていただいて、大好きな作品がたくさんある、すごく大好きな役者さんでもあったので、純粋に今回ご一緒できるのが嬉しかったです。作品によって全然違う表情をされる方だという印象があるので、今回も共演するのをすごく楽しみにしていました。
松村:僕も、さっきのは嘘で、すごく楽しみにしていました(笑)。
川口:(笑)
Q.改めて、意気込みや放送を楽しみにしている視聴者の方にメッセージをお願いいたします。
川口:様々なキャラクターを持つ法律事務所の面々や家族、トラブルを抱えている人たちがたくさん登場し、その人たちとちゃんと向き合って問題を解決しながら、自分自身とも向き合って成長していくようなドラマだと思っています。正反対といいますか、全く違う魅力を持っている、松村さん演じる真戸原さんとのバディが、どうなっていくのか、そこに少しラブ要素もあったりなど…難しく考えずに見ていただいて、ホッコリしたり、スカッとしたり、笑ってもらえるようなドラマにしたいと思います。土曜の夜の1時間を楽しんでいただけるように、撮影はこれからですが、頑張りたいと思います。
松村: 展開がきちんと何話かごとにあって、少しずつ主題が変わっていくイメージがあるので、それぞれのエピソードで楽しめるドラマだと思います。「リーガル」、「弁護士もの」として見た人には、初めて見るタイプの弁護や法廷のシーン、法廷に向けて準備していくシーンなど、なかなか他の「弁護士もの」では見られない部分をお届けできることが、このドラマの魅力だと思います。土曜22時という、いろんな年齢層の方々がいる時間にすごくふさわしい作品だと思っているので、身構えずに、すごくラフな気持ちで見始めていただけたら、作品の持つ魅力を素直に楽しんでいただけると思います。
【後藤庸介プロデューサー(日本テレビコンテンツ制作局)】
このドラマは、「いつか雨が雪に変わること」を信じている二人が、諦めかけていた恋に踏み出してゆくラブストーリーです。
川口春奈さん演じる小山瀬奈と、松村北斗さん演じる真戸原優が落ちる大人の恋に、家族や友人や元恋人たちが、ドラマチックに関わってきます。それは、応援だったり、時には邪魔だったり…エモーショナルな二人の恋の行方を見守って頂けたら嬉しいです。
「アンサンブル」には、合唱や合奏という以外に、調和という意味があるそうです。恋愛も、仕事も、生活も、誰かとの調和によって輝く…そんなドラマを作りたく思います。
【関連記事】
・
【第1話を見て“継続視聴”を決めた秋ドラマランキング】「海に眠るダイヤモンド」「あのクズを殴ってやりたいんだ」を抑えてトップを独走した作品は?
・
「聖☆おにいさん」に新生“女子ーズ”が参加レッド役は川口春奈「劇場でゲラゲラ笑ってくださいませ!」
・
松たか子×松村北斗「1ST KISS」にリリー・フランキー、吉岡里帆、森七菜坂元裕二×塚原あゆ子監督が初タッグ
・
第16回TAMA映画賞の受賞作・受賞者決定!最優秀作品賞は「夜明けのすべて」「ぼくのお日さま」
(C)日本テレビ