みなさんは、自分が紹介した友達同士が仲良くなることは嬉しいですか?それとも友達は紹介しない派ですか?私(スウ)は、友達とはそれぞれの付き合い方があるので、めったなことでは紹介してきませんでした。しかしある日、私の友達同士が、同じ悩みを持っていると気がつきました。そして、何か力になったり2人が悩みを共有できたりするのではと思い、橋渡しのようなことをしたのです。結果は……半分は私が思っていた通り、もう半分は予想外のものとなりました。
2人にそれぞれ「子どもが同い年の友達がいるけれど、会ってみる?」と提案すると、2人とも快諾してくれたので、3人で会う時間を数回作りました。
2人は子どもも一緒に遊べる場所を望むようになりました。子どものいない私にとっては、遊び場なんて行っても何も楽しくありません。けれど2人に頼まれているし、仲をとり持つことにしたのです。
やがてアイミとヒカルは私抜きで子どもを連れて遊ぶようになりました。最初は気にしていませんでしたし、むしろ嬉しかったです。しかし、大人だけで会うときにも私は誘ってもらえないことがあり、なんだかモヤモヤするようになったのです。そこにプラスして、許せないことがありました。
うまく2人が友達になって、ストレス解消になればいいな……そう思ってお互いを紹介した結果、とても傷つくことになりました。
しばらく向こうからは機嫌をとるようなメッセージがきていましたが、どうしても許す気になれず、そっけなく返事をしていたら、いつしかやりとりは完全に途絶えました。
どちらも10年来の付き合いなのに、こんなことであっけなく失うとは思いませんでした。あのとき「紹介する」ということを選ばなければ、こんな気持ちにならなかったかも……そんな思いがよぎります。
【後編】へ続く。
原案・ママスタコミュニティ脚本・物江窓香作画・むらみ編集・みやび
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