11月4日、お笑いコンビ「霜降り明星」の粗品（31）が“面白くない”と思う女性芸人を自身のYouTubeチャンネルで明かした。

動画で粗品は「『3時のヒロイン』の福田麻貴、おもんないって言ってる」と明かし、「これも実際共演した時に訳分からん絡まれ方をして、こっちが損するようなトークを仕掛けられて、何のオチもないのに好感度下がるだけ、みたいな。返しも何もなかった」と説明。

しかし、これはあくまで粗品の意見だ。世間には福田を面白いと思うひとも当然いるはず。本誌は「面白い・面白くないと思う」女性芸人について、お笑い好き500人にアンケートを実施した。対象としたのは、’10年以降に結成した女性芸人のみで構成される二人以上のグループ。今回は「面白いと思う」女性芸人について発表する。

まず、第3位に選ばれたのはぼる塾だった。’19年12月に結成されたぼる塾は、田辺智加（41）と酒寄希望（36）からなる猫塾と、きりやはるか（29）とあんり（30）のしんぼるが合体してできたグループだ。田辺の「まぁね～」「はぁ～い」のギャグがおなじみで、田辺やあんりの大食いキャラからメディアのグルメレポートにもたびたび登場している。

‘20年、結成1年足らずで『女芸人No.1決定戦 THE W』（日本テレビ系）の決勝に進出したという経験も持つぼる塾。アンケートでは《人としても好きだし、ネタも面白いから》《メディアによく出るけど、いつ見ても面白いから》《見ていて嫌な気がしない。出ている番組は積極的に見ている》と絶賛する声が。

また《全員のキャラクターが最高ですね》と個性豊かな4人を評価する声も上がった。特に田辺とあんりの人気が高いようで《田辺さんやあんりが面白いと思うからです》《あんりちゃんのツッコミがキレッキレだし、田辺さんの食レポがとても上手いから》という声も。突き抜けた個性で、バラエティ番組においてなくてはならない存在となっているようだ。

続いて第2位は、3時のヒロイン。19年、『THE W』の3代目チャンピオンに輝いた3時のヒロインは福田麻貴、ゆめっち（29）、かなで（32）の3人からなるグループ。’20年には、ニホンモニターが発表した『2020テレビ番組出演本数ランキング』で3位に輝いており、以降もテレビで大活躍だ。

べたべたな関西弁の福田と、大柄なゆめっちとかなでの個性豊かな3人が揃っている3時のヒロイン。アンケートでは、《三人の個性があるから》《3人ともとても好きでコントも面白いしバラエティの返しなども面白いから》《3人とも個性的》との声が寄せられていた。

また《ぽっちゃりさんが、意外に踊れること》《歌とかダンスとかが面白い》と動ける点を評価する人や、《下品な感じがしないので》というクリーンなイメージを好む声も。粗品の評価はあくまで、粗品の評価のようだ。

そして、第1位に選ばれたのはガンバレルーヤだった。’12年6月、まひる（31）とよしこ（34）によって結成されたガンバレルーヤはテレビに舞台にと大活躍。『2017ブレイク芸人ランキング』（オリコン調べ）の女性芸人部門で4位にランクインしており、『世界の果てまでイッテQ』（日本テレビ系）での奮闘ぶりでも人気を博している。

今回のアンケートでは圧倒的に支持者が多かったガンバレルーヤ。《見ていて気持ちが明るくなるため》《人を傷つけないお笑いで、面白さももちろんありつつバラエティやトーク番組にも汎用性があると思ったから》《キャラクターに愛敬があり、テレビ出演時も面白く、見ていて嫌な気持ちに全くならないから》と絶賛する声が続々。

なかでも、ボケのよしこは多くのファンがいるようで《個性、特によっちゃんの個性はすごい 面白いだけじゃなく繊細な一面も見えて更に魅力的》《よしこが面白いので》《よしこが面白い》《よっちゃんは何しても面白いから》との声が。

また、『イッテQ』に出演している影響はかなり大きいようだ。《イッテQでいろんな事にチャレンジしているが、真剣にやっているのに笑ってしまうキャラクターがいい》《イッテQを見て好きになった》《イッテQのロケが面白い。 2人の中の良さも好き》と、番組内での活躍ぶりを評価する声が多数寄せられた。

9月、「CHANTO WEB」のインタビューでまひるが「お互い結婚して、隣同士にお家を立てて、2階をぶち抜いて廊下を繋げていつでもお互いの家を行き来できるようにしたいです」と話すほど仲良しな2人。その仲の良さが、人気の秘訣かもしれない。