母は走る!【平井理央 コラムNEWS箸休め】

イメージ

母は走る!【平井理央 コラムNEWS箸休め】

11月10日(日) 11:38

提供:


秋も深まってくると一人娘に絡んだ行事が多く、仕事以外の仕事のような手配ががぜん増えます。

わが家の7歳の娘は、10月生まれなので、今年は、誕生日を皮切りに、ハロウィーン、七五三、クリスマスと、年内は走り切り、ちょっと油断すると、冬休みがノープランなんていう恐ろしいことになりかねません。準備して、また次の準備して、という繰り返しになっています。

親族が集まるお誕生会も7回目となると、こちらも手慣れたもので、飾り付けは家にあるストックで何とかなりましたし、プレゼントのリクエスト最終締め切りのタイミングも、今年は完璧でした(受注が早すぎると、その間に、より欲しいものができたりする可能性が高いので危険があります!)。ここ数年は「サプライズをしてほしい」という難易度の高いオーダーをしてきたり。

誕生日を終えたらハロウィーンです。今年のコスチュームをどうするか、どのイベントに参加するか、速やかな手配と臨機応変な対応が求められます。そして、ハロウィーンが終わると、ツリーの飾り付けが始まります。百貨店のディスプレーばりに速やかに、表情を変えるわが家のリビングには、11月初旬から小さなツリーが飾られることになります。ツリーは遅くなればなるほど、しまうことをもったいなく感じてしまうので、早めの設置を心がけています。ツリーを出しつつ、クリスマスプレゼントの発注タイミングを計ります。クリスマスは、人気のおもちゃは品薄になる恐れもあり、なるべく早い用意が好ましいのですが、またここで出てくるのが、子どもの気が変わる問題です。予算に留意しながらこのさじ加減や、周りとの連携も重要になってきます。

そして今年は、この合間に、七五三の手配もありました。完全に出遅れてしまい、近所の写真館に行けるのが、12月になってしまいました・・・。お参りだけは11月に済まさねばと、自分のスケジュールと親族のスケジュールを擦り合わせているところです。そしてここに、インフルエンザの予防接種2回のスケジュールを組み、体調を整えておかねばならない緊張感も続きます。

いろいろと手間ではあるのですが、一人親で、働く時間も不規則なので、どうしても日常的に寂しい思いをさせていると思うと、イベントくらいは、盛り上げなきゃとか、私が主体で、娘をお祝いできるのもあと何回かな?なんて考えると、どうしても張り切ってしまいます。というわけで、私亊ではございますが、この秋、無事に母7歳になりました。日々精進します!

【KyodoWeekly(株式会社共同通信社発行)No. 45からの転載】



平井理央(ひらい・りお)/1982年東京生まれ。2005年、慶應義塾大学法学部卒業後、フジテレビ入社。スポーツニュース番組「すぽると!」のキャスターを務め、オリンピックをはじめ国際大会の現地中継などに携わる。13年フリーに転身。ニュースキャスター、スポーツジャーナリスト、女優、ラジオパーソナリティー、司会者、エッセイスト、フォトグラファーとして活動中。

【関連記事】
【はばたけラボインタビュー】“知ること”が命を守る、夏の水辺の事故予防のために必要なこと――子どもの安全啓発活動家・岡真裕美さん
コラム「旅作家 小林希の島日和」古き良き相棒と海を越える
【はばたけラボ 子育て質問箱】自分が何をしたいか分からなくて進路が決められない
コラム「旅作家 小林希の島日和」アナログな愛おしい時間
羽田空港はクリスマス入りターミナルごとに異なるテーマ
OVO

国内・経済 新着ニュース

合わせて読みたい記事

編集部のおすすめ記事

エンタメ アクセスランキング

急上昇ランキング

注目トピックス

Ameba News

注目の芸能人ブログ