kino cinemaが新たに展開する劇場「kino cinema 心斎橋」が12月13日(金)に開業することが決定。オープニング作品として河合優実主演の『あんのこと』(24)が上映され、15日(日)には河合と監督の入江悠による舞台挨拶も行われる。
12月15日(日)には河合優実と入江悠による舞台挨拶も行われる『あんのこと』
kino cinemaとしては、2019年4月に開業した「kino cinema 横浜みなとみらい」を皮切りに、同年6月オープンの「kino cinema 立川高島屋 S.C.館」、2020年6月の「kino cinema 天神」、2022年4月の「kino cinema 神戸国際」、2023年11月の「kino cinema 新宿」に次ぐ6番目で大阪府初出店の映画館となる。同館は、2スクリーンを備え、座席数は207席。また、スクリーン2には35mmフィルム上映映写機を完備。定期的なフィルム上映も実施予定だ。
オープニング作品には国内外の話題作7本がラインナップ。13日から公開されるのは、前述の『あんのこと』に加えて、12月20日(金)全国公開の『ありきたりな言葉じゃなくて』が劇場オープンを記念して先行公開され、14日(土)には監督の渡邉崇による舞台挨拶も行われる予定だ。さらにマーク・フォースターが監督を務める『ホワイトバードはじまりのワンダー』(12月6日公開)や実際に起きた振り込め詐欺事件をモチーフにした『市民捜査官ドッキ』(12月13日公開)、『悪人伝』(19)のイ・ウォンテが監督を務める『対外秘』(11月15日公開)といった韓国映画もスタンバイしている。
また12月20日からは元自衛官の壮絶な経験とその後の宿命をオリジナルストーリーで描く社会派アクションドラマ『火の華』が公開され、翌週の27日(金)からは関西初となる『オッペンハイマー』(24)の35mmフィルム上映も実施される。
注目作の上映や関西初のフィルム上映など、これからも話題を提供してくれそうな「kino cinema 心斎橋」。今後のラインナップにも期待だ。
文/スズキヒロシ
※kino cinemaの「e」はアキュート・アクセント付きが、kino cinema立川高島屋S.C.館の「高」は「はしごだか」が正式表記
【関連記事】
・
「kino cinéma 心斎橋」が12月中旬よりオープン!場所はアメリカ村の心斎橋ビッグステップ
・
大井町駅前に計画中の「OIMACHI TRACKS」に「TOHOシネマズ 大井町」出店へ!開業は2026年3月予定
・
穏やかな日常や現実を脅かす“敵”とは?長塚京三主演『敵』予告映像&ポスタービジュアル到着
・
“日本最古級”から、閉館の危機を乗り越えた“街の映画館”まで!ミニシアターの魅力と歴史をオリジナルTシャツで紐解く
・
「杏の人生に思いを馳せてくれたらうれしい」入江悠監督&河合優実が覚悟を持って挑んだ『あんのこと』