有村架純と坂口健太郎が主演を務めたNetflixシリーズ「さよならのつづき」より、脚本家の坂元裕二(「花束みたいな恋をした」)、塚原あゆ子監督(「ラストマイル」)、磯村勇斗、MEGUMI、田中みな実の絶賛コメントが披露された。あわせて、新たな場面写真5点も公開された。
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【フォトギャラリー】「さよならのつづき」新場面写真<全5点>
本作は、事故で恋人を失った女性とその恋人に命を救われた男が、北海道とハワイを舞台に運命に翻弄される美しくも切ない愛の物語。完全オリジナルストーリーとなり、「8年越しの花嫁 奇跡の実話」「余命10年」の岡田惠和が脚本を手掛けた。監督は、岡田とNHK連続テレビ小説「ひよっこ」でもタッグを組んだ黒崎博。
有村が演じるのは、傷ついた人を笑顔にする最高に美味しいコーヒーを世界に広めようと奮闘する菅原さえ子。坂口は子供の頃から体が弱く多くのことを諦めてきた大学職員の成瀬和正役を担い、将来を誓い合った恋人たちの“さよなら”から始まる行く先の見えないラブストーリーに挑んだ。
有村と坂口が共演したドラマ「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」(16年)と、有村の主演映画「花束みたいな恋をした」(21)の脚本を手掛けた坂元は、「丸くなれない永遠の三角関係。好意を伝えることがこんなに難しいなんて。好きになればなるほど一緒にいられない。幸せを願えば願うほど胸が痛くなる。誠実過ぎる人たち、優しすぎる人たちがそれ故に涙する姿を見ていて、がんばって!の声を一生分あげてしまいました」とコメント。
ドラマ「中学聖日記」(18)、「石子と羽男そんなコトで訴えます?」(22)などで有村とタッグを組んだ塚原監督は、「誰もが憧れる、人を心底好きになるという気持ち。それを、『浴びる』感覚になった。それぞれの溢れ出る感情を、浴びる。感情移入ではなく、その世界の端にいる感じ」と表現し、「有村架純さんがとても美しくキュートで悲しいほど一途なのが、また良かった」と感想を語った。
本作でタッグを組んだ岡田が脚本、黒崎監督が演出を担当したNHK連続テレビ小説「ひよっこ」(17)で有村と夫婦役を演じ、「しずおか映画祭」の企画・プロデュースも務める磯村は、「珈琲の香りと共に、夢のような奇跡の物語に誘われる。映像から香りや体温が伝わってくるのは初めての感覚だった」と本作の魅力を語る。
MEGUMIは「今がどんなに辛かったとしても、それは幸せに繋がる通り道なのかもしれない、そんな事を感じた作品でした」と話し、田中も「さよならのつづきがあることは、希望か、残酷なことなのか、答えがみつからずにいましたが、さよならのつづきは、たしかに、かけがえのない奇跡のような瞬間をもたらすものでした」とメッセージを寄せた。
タイアップコラボ企画も決定し、本作のコーヒー監修を行った「MI CAFETO(ミカフェート)」では、オリジナルコーヒードリップバッグが公式オンラインストアで11月14日より順次発売。アパレルブランド「JUN」ではオリジナルグッズを取り扱うほか、Plan・Do・Seeが運営する全国5エリア・7店舗のレストランでは期間限定で本作をモチーフにしたデザートメニューとコーヒーを提供する(カフェタイムのみ)。
Netflixシリーズ「さよならのつづき」は11月14日より配信開始。11月13日には東京でメインキャスト・クリエイターが揃う前夜祭プレミアイベント、翌14日には物語の舞台となった北海道・小樽で有村、坂口が凱旋イベントとしてレッドカーペットセレモニーを実施予定。
各著名人のコメント全文は以下の通り。
【坂元裕二(脚本家)】
丸くなれない永遠の三角関係。好意を伝えることがこんなに難しいなんて。好きになればなるほど一緒にいられない。幸せを願えば願うほど胸が痛くなる。誠実過ぎる人たち、優しすぎる人たちがそれ故に涙する姿を見ていて、がんばって!の声を一生分あげてしまいました。誰かを悪く思ったり、意地悪に見たり、怒ったり、そんなぎすぎすした世界を離れ、二人の美し過ぎる関係を見守ることは、花が咲く様をゆっくり眺めるような、とても大切な時間をくれました。
【塚原あゆ子(監督)】
誰もが憧れる、人を心底好きになるという気持ち。それを、「浴びる」感覚になった。それぞれの溢れ出る感情を、浴びる。感情移入ではなく、その世界の端にいる感じ。素晴らしい映像と柔らかな台詞で紡がれた物語は、非常にわかりやすく楽しめる。有村架純さんがとても美しくキュートで悲しいほど一途なのが、また良かった。身体に記憶が残っているというファンタジーを、真実なんだと真正面から願わずにいられない。この世界を映画とかの2時間くらいではなく、シリーズでゆっくり見られるのも魅力の一つだと思う。
【磯村勇斗(俳優)】
珈琲の香りと共に、夢のような奇跡の物語に誘われる。映像から香りや体温が伝わってくるのは初めての感覚だった。
登場人物たちの強く生きようとする息吹が、鼓動として伝わってくる。
「嗅覚」は記憶をつかさどると言うが、この作品では「鼓動」までもが記憶をつかさどる。
それは切なくも愛おしく・・・心が温かくなった今、僕は誰かと珈琲を飲みたい。
【MEGUMI(俳優・プロデューサー)】
北海道とハワイ、2つの美しい世界で紡がれた悲しくも温かい物語。
有村架純さん演じるさえ子が、どんな時も前を見てチャーミングに生きている姿に度々涙しました。素晴らしかったです。今がどんなに辛かったとしても、それは幸せに繋がる通り道なのかもしれない、そんな事を感じた作品でした。
是非美味しいコーヒーと共に観て頂きたいです。
【田中みな実(俳優)】
毎話、ふわりとあたたかく幸福で、胸が締め付けられるほど苦しくて…。映し出される景色や映像の美しさがそんな悦びや悲しみを、いっそう色濃くするのだと知りました。有村架純さんの快活で強気でアウトゴーイングな菅原さえ子がなんとも魅力的で、何度でも彼女の笑顔に会いたくなりました。さよならのつづきがあることは、希望か、残酷なことなのか、答えがみつからずにいましたが、さよならのつづきは、たしかに、かけがえのない奇跡のような瞬間をもたらすものでした。
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