『リュミエール!リュミエール!』河合優実が日本版予告編のナレーションを担当

『リュミエール!リュミエール!』河合優実が日本版予告編のナレーションを担当/[c] Institut Lumière2024

『リュミエール!リュミエール!』河合優実が日本版予告編のナレーションを担当

11月9日(土) 12:00

リュミエール兄弟によって撮影された貴重な映像から選りすぐりの110本をまとめた映画『リュミエール!リュミエール!』(11月22日公開)。このたび、河合優実がナレーションを担当する日本版予告編が解禁された。
【写真を見る】日本版予告編のナレーションを担当した河合優実

【写真を見る】日本版予告編のナレーションを担当した河合優実

本作は、リュミエール研究所所長でありカンヌ国際映画祭総代表のティエリー・フレモーが、“映画の父”リュミエール兄弟が発明したシネマトグラフによって撮影された歴史的映像約1400本のなかから選りすぐりの110本をまとめた作品。130年前に息づく人々や当時の世界の街並みなど、悠久の時を感じさせる貴重な映像体験を現代の観客に提示する。


このたび解禁となったのは、カンヌ国際映画祭出品作品への出演が続く河合がナレーションを務めた日本版予告編。「世界最古の映像クリエイターは130年前に存在していた?」という問いかけと共に、冒頭で“映画の父”リュミエール兄弟の写真を紹介。2人が発明したシネマトグラフで撮影され、世界で初めて上映された一番著名な『工場の出口』から始まり、彼らの出身国フランスの映像だけでなく、旅することが大変な時代の人々がまだ見たことのない世界各国で撮影された映像が数多く紹介されていく。

“フランス、パリ”、“イタリア、ヴェネツィア”、“日本、東京”、“大荒れの海”、“パリ五輪のフェンシング会場になったグラン・パレ”、“桜並木”、そして“ネコ”と「動く写真」として世界中が驚き、大興奮した映像が4Kデジタルに修復され蘇る。そこに映しだされているのは、いまの私たちと変わることのない、夢を持ち、日々を楽しむ、その時代に息づく人々の姿。そして「さあ、130年の時を超える映像の旅へ」というナレーションと共に、観客を誘うのは過去だけではなく、映像の未来の旅でもあると感じさせる。まさに世界最古の映像クリエイター、リュミエール兄弟が織りなす珠玉の映像体験に期待が高まる予告編に仕上がっている。

貴重な映像の数々が最新技術で現代のスクリーンに蘇る本作。シネマトグラフによって撮影された映像を、映画館で堪能してほしい。

■<コメント>

●河合優実(日本版予告編ナレーション)

「力を添えさせていただき光栄です。どんなお客さんにも開かれたとてもやさしい作品であることに感動してしまいました。彼らが見つけてくれた美しさを私たちもまた美しいと思えることは、すごくシンプルで奇跡的なことだと思います。予告をご覧になって、映画を大きなスクリーンで観てくださる方が沢山いらっしゃったらとても嬉しいです」

文/スズキヒロシ


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