「ジュマンジ」シリーズを手掛けたジェイク・カスダン監督の最新作『レッド・ワン』(公開中)。主演に同シリーズでもタッグを組んだドウェイン・ジョンソンを迎え、「キャプテン・アメリカ」シリーズのクリス・エヴァンスとの共演で、誘拐されたサンタクロースをめぐり、世界を股にかけた救出劇が展開される。
【写真を見る】2024年最速のクリスマスムービー『レッド・ワン』を、最速で観た親子たちのリアルな感想を紹介!
MOVIE WALKER PRESSでは、斬新な設定と胸躍るアクションの新しいクリスマスムービーである本作の親子試写会を実施。参加者の満足度が96%と大好評だったことを受け、鑑賞後のアンケートで印象的なコメントをピックアップしながら、見どころやワクワクするポイントを紹介していきたい。
■誘拐されたサンタを救出するため、最強凸凹コンビが立ち上がる!
世界中の子どもたちが期待で胸を膨らませるクリスマス・イブの前夜。コードネーム“レッド・ワン”ことサンタクロース(J・K・シモンズ)が何者かに誘拐されてしまう。このままでは子どもたちにプレゼントを届けることができない。この大ピンチにサンタクロース護衛隊長のカラム(ドゥエイン・ジョンソン)は、世界一の追跡者にして賞金稼ぎのジャック(クリス・エヴァンス)と手を組み、サンタ救出に向けて世界中を飛び回ることに。しかし、彼らの前に立ちはだかるのは、狂暴な雪だるまの兵隊に、“クリスマスの悪魔”と呼ばれるクランプス、サンタの力を利用して恐ろしい計画を企てる謎の誘拐犯だった…。
■最強の雪だるまに大迫力のトナカイ、本物になるおもちゃ…斬新なのにリアリティあふれるクリスマスに大人も夢中!
バーベルトレーニングを行うなど筋骨隆々なサンタクロースのビジュアルからインパクト抜群の本作。さらに、巨大なトナカイたちが引くハイテク装備を搭載したソリ、おもちゃのミニカーを本物の車にしてしまうガジェット、いくら破壊しても復活する雪だるまの兵士と、これまでのクリスマスムービーにはなかった斬新な要素が次々と登場する。
「プレゼントの配り方が想像以上ですごかった」(小学4年生・男子)
「サンタがこうしてプレゼントを配っていると考えると、とてもわくわくした」(小学5年生・男子)
「おもちゃが大きくなってびっくりした」(小学2年生・男子)
「アクションシーンがすごくかっこよくて、プレゼントを作ったり、運ぶシーンでとてもワクワクして、子どもたちの『あったらいいな』がすごく詰まっていた」(高校1年生・女子)
子どもたちを楽しませる要素にあふれているだけでなく、サンタクロースが世界中の子どもたちに一晩でプレゼントを配ることを実現するためのリアリティある描写には、大人からも感嘆の声が多く上がっていた。
「クリスマス当日のプレゼントを配るシーンにワクワクした。1日で世界中の子どもたちにどうやってサンタ一人で配っているのかが長年の疑問でしたが、今日ようやくわかりました」(40代・男性)
「サンタがプレゼントを配るまで、いろいろな人の努力があることを知りました。脱帽です」(40代・女性)
「ファンタジーと未来的なシステムが融合していて楽しい映像だった!」(30代・女性)
「なぜサンタクロースが1日でプレゼントを配れるのか?子どもへの説明が難しい。でも、これなら夢を壊すこともなく、サンタがスーパーヒーローのようで最高だった」(40代・女性)
「優しいイメージのサンタが、アスリート並みのトレーニングと身体能力でプレゼントを配るところがおもしろい!」(40代・女性)
「いままでに見たクリスマス映画にはなかったおもしろさと感動があった」(40代)
また「もし『レッド・ワン』の世界に入れたら?」という子どもたちへの質問には以下のような回答が集まった。夢のある世界を楽しみたいというほか、カラムやジャックと過ごしたいといった声も多く、スーパーヒーローのようでありながらどこか人間らしい親近感を感じさせるキャラクターたちも人気のようだ。
「おもちゃを本物にしたい」(小学5年生・男子)
「サンタクロースとタッチ」(小学2年生・女子)
「ジャックに会って友だちになる」(小学2年生・男子)
「カラムみたいな、サンタを守る仕事がしたい!」(高校3年生・女子)
「サンタさんとカラムと一緒にソリに乗ってプレゼント配り」(中学3年生・女子)
「ぬいぐるみを大きくしてモフモフにダイブする」(中学2年生・女子)
このほか「サンタさんにクッキーを渡したり、楽しく過ごしたい」(小学4年生・女子)、「サンタさんに会いたい。クリスマスに感謝する」(小学3年生・男子)、「良い子でクリスマスを迎え、ちょっとサンタさんを見てみたい」(小学6年生・男子)といった声もあり、映画を観てクリスマスがより待ち遠しくなった様子。
■ムキムキで硬派なガーディアンに、ダメ人間の天才ハッカー!唯一無二のキャラクターたち
ビジュアルも能力も多彩で個性豊かなキャラクターたちが本作の魅力。アンケートにはお気に入りのキャラクターについて聞いた質問もあり、「かっこいい!」と特に男子人気が高かったのが、ドゥエイン・ジョンソン演じるカラムだ。サンタ以上のマッチョにして子どもたちの笑顔が生き甲斐で、サンタ護衛一筋“542年”という、超が付くほどの真面目な人物。
「かっこいい!」(小学3年生・男子/小学5年生・男子/高校1年生・男子ほか)
「サンタを最初から大切にし、真面目に護衛しているのがおもしろかったし、アクションもかっこよかったし、ちょっとまぬけなところもよかった!」(高校3年生・女子)
「堅物であり、仕事オンリーの人物だが、忘れていた感情を最後に取り戻す姿が現在の人と重なるキャラクター」(50代・男性)
そんなカラムとタッグを組むことになる、クリス・エヴァンス演じるジャック。実はサンタが誘拐されたのは、大金を積まれた彼が謎の依頼者に居場所を教えてしまったことが原因。幼いころから悪さばかりしてサンタの存在も信じておらず「悪い子リスト」に載っていたことからも、カラムとの関係は最悪だ。一方で、私生活がだらしなく人間味があるところが共感を呼んだり、実は優秀な能力を持つところが、男女問わず人気を集めていた。
「おもしろいし、かっこよかった」(小学5年生・男子)
「見ているだけでおもしろい」(小学2年生・男子)
「テキトーさ、楽天的さ、ダメ人間さにちょっとシンパシー!」(40代・女性)
「父親として、ジャックの目線でストーリーを楽しめた」(50代・男性)
タイトルにもなっている“レッド・ワン”ことサンタクロースを演じるのは、『セッション』(14)でアカデミー賞助演男優賞に輝いたJ・K・シモンズ。同作では威圧感ある演技が話題となったが、今回は誰よりも子どもたちを愛し、一晩で4億3000万ものカロリーを消費するクリスマス・イブのために日頃から鍛錬を怠らないストイックなキャラクターを好演する。みんな大好きなサンタさん!ということで、本作の斬新なサンタも子どもから大人まで大人気だ。
「意外にムキムキだった」(小学4年生・男子)
「サンタの運動神経ありすぎ」(小学2年生・男子)
「アスリートのような動きをしており、魅了された」(20代・男性)
「J・K・シモンズのサンタクロースの登場シーンが、一番夢があってワクワクした」(40代・男性)
サンタクロース護衛隊の面々はユニークなキャラクターばかり。そのなかでも特に、シロクマのガルシアは目を引く存在だろう。モフモフの見た目がかわいい一方で、カラムの指示で捕らえたジャックを威嚇しながら尋問したり、戦いでも大いに活躍する。
「でかくて強くてかわいかったから」(小学4年生・男子)
「登場シーンは少なかったものの、強くて頼りがいがある存在だった」(小学6年生・男子)
「ガルシアをなでたい」(中学2年生・男子)
「見た目がかわいい。戦う時の迫力がすごい」(高校2年生・男子)
このほか、サンタ救出部隊のリーダー、ゾーイ(ルーシー・リュー)に謎の美女、グリラ(キアナン・シプカ)、サンタと因縁があるクランプス(クリストファー・ヒヴュ)、サンタと共に北極を守るミセスクロース(ボニー・ハント)など、最強コンビを取り巻くキャラクターが次々と登場。観ているうちにお気に入りが見つかるかも。
■最強凹凸コンビのバディが最高!2大スターによる迫力のアクションシーンに大興奮
「ジュマンジ」シリーズ、「ワイルド・スピード」シリーズと、いまのハリウッドを代表するアクション俳優といえるドゥエイン・ジョンソン。劇中でのカラムは、サンタ誘拐犯とのカーチェイスを繰り広げたり、自身の体を小さくするガジェットを巧みに駆使して縦横無尽に敵を翻弄したり、グリラが送り込んだ雪だるまの兵士と戦ったり、サンタの行方のカギを握ると思われるクランプスと取っ組み合ったりと多彩なアクションシーンで楽しませてくれる。
「迫力があってかっこよかった」(小学4年生・男子)
「サンタのために一所懸命に戦うカラムとジャックが強くてかっこよかった」(小学4年生・女子)
「カラムが小さくなったり大きくなったり、パワーをためてパンチしたりして強かった」(小学5年生・男子)
「カラムが超人すぎて驚いた」(小学4年生・女子)
「カラムはパワフルで、ジャックは頭を使った戦い方をするのが好きです」(高校2年生・男子)
「スーパーパワーを持たないクリス・エヴァンスのアクションシーンは、ちょっと新鮮でした」(40代・男性)
「コメディかと思いきやガチのアクションで、ほかのクリスマス映画と一線を画していたと思う」(56歳・男性)
クリス・エヴァンス演じるジャックとの息の合ったバディぶりに言及する声も続々。口では対立しながらも、ピンチになった際は抜群のコンビネーションを披露して、様々なトラブルを乗り越えていく姿が印象に残っているようだ。
■DC×マーベル俳優の最強コラボ!ドウェイン・ジョンソン&クリス・エヴァンスのタッグに大きな反響
クリス・エヴァンスといえば「アベンジャーズ」シリーズでのキャプテン・アメリカ役で大人気。ドゥエイン・ジョンソンもDCコミックスの『ブラック・アダム』(22)に出演。このDC×マーベル俳優の豪華コラボは、映画ファンにもグッとくるポイントになっている。また華麗なアクションだけでなく、それぞれのキャラクターの繊細な心情を表現したさすがの演技力にも賞賛の声が上がった。
「ドウェイン・ジョンソンはなにをしても負けない安心感がある」(40代・女性)
「ドウェインの感情を押し込んで隠している表情、小さな心の動きも表現していてすばらしかった」(40代・女性)
「ドウェインもクリスもとてもよかった。ドウェインのアクションは見ていてとても興奮した。クリスは悪い人なのに憎めない魅力にあふれていてすてきでした」(40代・女性)
「ドゥエイン・ジョンソンとクリス・エヴァンスの組み合わせが面白くないはずない」(30代・女性)
「クリス・エヴァンスに『ワンダーウーマン』と言わせるのは最高にズルくておもしろかった」(50代・男性)
「唯一の人間であるジャックの人間味あふれるキャラクターがストーリーを引き立たせてくれていたと思う」(30代・女性)
「キャプテン・アメリカのまじめな役とは違うクリス・エヴァンスもとってもかっこよかった!」(50代・女性)
■思わず大人もほろり。忘れていた感情を思い出すエモーショナルなドラマも展開
大人たちにとっては「子どものころのワクワクを思い出した」と当時の記憶を懐かしむ声のほか、様々な形の絆を描いたドラマにグッときたという感想も多数。カラムは現代の人々が身勝手に振る舞っていることに心を痛め、自身の職務の意義に疑問を抱き、今回のクリスマスでサンタの護衛を引退することを考えている。ジャックもまた、別れた妻との間に思春期の息子がおり、父親として向き合うことができずにいた。そんな2人がサンタ救出の冒険を通して、大切なものを取り戻していく、そんなエモーショナルなドラマも観客の心に響いている。
「サンタが体を鍛えていたり、トナカイが飛び立つシーンにワクワクして、子どものころの気持ちに戻れたことがうれしかったです。その中で親子の和解もあり、とても感動しました」(50代・女性)
「子どもと過ごせる時間は短い。あと何回、一緒にクリスマスを過ごせるか?楽しい思い出をたくさん作ってあげたいと思った」(40代・女性)
「クリスマス映画なのに、2人の男の再生の物語だと思い感動しました」(50代・男性)
「子どものころに信じていたものをいろいろ思いだしました。『自分が下す決断は、すべてチャンス』というセリフが子どもに響けばいいなと思います」(40代・女性)
「自分も父親であり、子どもにがっかりさせないように繕ってしまっている部分があった。でも、大切なのはちゃんと向き合うことなんだとジャックから学びました」(40代・男性)
「子どものころに『バック・トゥ・ザ・フューチャー』を観てワクワクした気持ちを思いだしました。きっと娘もずっと心に残る作品になると思います」(50代・女性)
■満足度96%の理由は?参加者のリアルな声をお届け
冒頭でもお伝えしたように、アンケート集計による観客満足度が96%と、とにかく高い数値を記録した今回の親子試写会。最後に、参加者たちに本作のオススメポイントを聞いてみた。
「クリスマスにぴったりのハラハラ、ドキドキがあり、笑える映画!」(小学4年生・女子)
「すごくおもしろくてかっこいいからみてね」(小学3年生・男子)
「カラムとジャックが協力して仲が深まっていく姿がとてもすてきでした。サンタのソリなどが現代的なのもおもしろかった!」(高校1年生・女子)
「改めてクリスマスの大切さを知り、ええっ!と驚いたところもあり、とてもおもしろい作品だった」(小学6年生・男子)
「サンタさんがいないと思っている人に、サンタさんは本当にいるよってオススメしたい」(中学1年生・女子)
「子どもをもったすべての父親にオススメしたいです」(50代・男性)
「洋画好きな人にすすめるのはもちろん、笑い、アクション、感動がそろっています(40代・男性)
「すごくおもしろいし、迫力ある映画。観終わったあとに幸せな気持ちになれる!」(40代・女性)
「『サンタはいない』と思ってきそうな年齢の子どもたちに、実際はこうなんだぞ、とおすすめしたい」(40代・男性)
「親子や兄弟の絆の物語であり、最後まで諦めない、仕事に誇りを持つといった職業人としての物語でもあり、いろんな年代、環境の人も楽しめる映画です」(40代・男性)
楽しいガジェットに、不気味だけど愛嬌あるクリーチャー、豪華キャストたちが体現する迫力あるアクションと熱いドラマ。子どもから大人まで、誰と観ても楽しいクリスマスムービー『レッド・ワン』は、ぜひ劇場の大きなスクリーンで!
構成・文/平尾嘉浩
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