瞬時にお湯を沸かせて便利な
「電気ケトル」
。愛用している方は多いと思いますが、実は電気ケトルが倒れた際に本体の隙間からお湯がこぼれて、子どもがやけどをする事故が昔からあっただそう。
そこで、2021年に『電気用品の技術上の基準を定める省令の解釈についての一部を改正する通達』があり、『電気用品安全法の技術基準の解釈別表第十二』に
転倒流水試験
が追加。この基準※に準拠する電気ケトルは、2024年8月以降、同基準の転倒流水試験条件を満たさないと製品の製造・輸入ができなくなりました。※J60335-2-15(2021)
そんななか、もともと倒れてもこぼれにくい確かな安全性能を誇る電気ケトルを作り続けてきたタイガー魔法瓶から、新しい
「電気ケトル<QUICK&SAFE+(クイックアンドセーフプラス)>PCS-A080/A100」
が登場。同社史上
最軽量
(※1)のコンパクト設計で、もちろん新安全基準に適合した製品です。
タイガー魔法瓶の電気ケトルはすべて転倒お湯もれ新安全基準適合品で、Sマーク認証を取得。Sマークが付いた電気製品は、第三者認証機関によって製品試験または工場の品質管理の調査が行われている証だそう。
今回発売された電気ケトルPCS-A型は、カップ1杯分 約59秒!(※2)という“スピード沸とう”がポイント。驚きの速さでお湯が沸くので、毎日快適に使えるうえ、急な来客時にも重宝します。
また、コンパクトで扱いやすいのもうれしいところ。本体とハンドルの間に空間があるので、握りやすく注ぎやすいのも特長です。
PCS-A080(0.8L)は約0.64㎏、PCS-A100(1.0L)は約0.7kg(※3)で、注ぐときや持ち運ぶときに負担が少ない。
従来通り、安全設計も充実しています。
とっ手部分で素早く蒸気を検知。余計な蒸気が発生する前に電源がオフになり、蒸気によるやけどのリスクを減らす省スチーム設計(※4)に。
もし倒れてしまっても、転倒お湯もれ防止機能(※5)でお湯もれを最小限に抑えられる。
ほかにも、使い心地の良さなどこだわりが満載です。
タイガー独自のドリップロジック構造により、ブレずに注げて、お湯の飛び散りも抑えられる。
とっ手部分に電源スイッチがあるので、持ったままでもワンタッチでお湯が沸かせる。
広口で内容器の奥までしっかり手が入れられるのでお手入れも簡単。
毎日のように使う電気ケトルは、使い勝手のよさはもちろん、安心安全なのことも重要。新安全基準が追加されたこの機会に、見直してみるのもいいですね。
※1 タイガー魔法瓶社同容量の機種との比較
※2 水温・室温23度。定格消費電力にて、カップ1杯分約140mLにおいて通電自動オフするまでの沸とう時間(自社測定法)
※3 本体のみの重量
※4 蒸気量は抑えられますが、蒸気が出ないわけではありません。
※5 給湯ロックボタンがロック状態になっていても、本体を傾けたり倒すと注ぎ口などからお湯が流れてやけどのおそれがあります。
(田辺香)
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