11月8日(金) 14:40
12月20日(金) よりパルコ・プロデュース 2024 PARCO 劇場スペシャル版『カタシロ~Relive vol.1~』が上演されることが決定した。
PARCO劇場に、TRPG(テーブルトーク・ロールプレイングゲーム)の名作シナリオ『カタシロ』が初登場。プレイヤー同士で会話しながら物語を進めていく対話型のテーブルゲーム、“大人のごっこ遊び”とも呼ばれるこのTRPGを、舞台上で出演者が生身でプレイすることで、リアルでスペシャルな体験を届ける。
パルコのゲーム専門チームPARCO GAMESと演劇を中心に舞台作品を制作するPARCO劇場のチームが手がける本作。ゲームと演劇という一見遠いところにあるような領域の異業種コラボだが、エンタテインメントとしての親和性の高さに注目。そのパートナーは、演出家・脚本家・YouTuberとして活躍し、今年ミステリー舞台『AGASA』の脚本も務めたディズム。今回のシナリオ『カタシロ』の作者で、ゲームマスター(進行役)となる「医者」を全公演通して演じる。
『カタシロ』はシナリオが約4万冊売れており、YouTubeでのプレイ動画再生数は500万回再生に到達したTRPGの人気作。プレイヤーだけでなく、プレイヤー同士の会話を見ている人も楽しめる内容で、一度プレイすると他の人のプレイ動画を見たくなる特徴のある作品だ。現在までに舞台版の無観客生配信や映画版の上映も行われ、映画版『カタシロ Replica』の限定上映は10分で即完売した。
『カタシロ』の特徴は「一度内容を知ってしまうと、患者役としては出演できない」ということ。今回の患者役の出演者たちもシナリオの全貌をまったく知らないまま舞台に臨む。会話をしていく中で知らず知らずのうちに素の自分が明かされ、展開も結末もその人次第。一度限りの物語が劇場という場でリアルタイムに生み出される。今回は、これまでの『カタシロ』とは違い、事後の映像配信は予定していない。
記念すべき初回には、様々なフィールドで活躍する12名の豪華ゲストが、患者役として集結。トップバッターを飾るのは、御年83歳を迎えた日本を代表する女優・白石加代子。自身のライフワークともしていた『百物語シリーズ』を終え、ニュー白石加代子として挑む1作目に『カタシロ』を選んだ。新たな挑戦に年齢は関係ない!という白石が、舞台という大きなテーブルで繰り広げる「台本なしの会話劇」に、期待が高まる。
もうひとりの患者役には『カタシロ』経験者の声優・ライバーたちを迎え、ディズムが医者役として進行。果たしてどのような展開が待ち受けるのか、多方面の第一線で活躍する各ゲストとのセッションを、毎日それぞれ見比べるのも、本企画の大きな楽しみとなっている。
さらに、全公演本編の終了後にアフタートークを開催。『カタシロ』の体験を終えたばかりの出演者たちと一緒に印象に残ったシーンを振り返ったり、深掘りしたりと、本編とあわせて鑑賞することでさらに楽しめる構成となっている。
■脚本・演出ディズム コメント
その人が何者なのか、ひょんなことからうかがい知る瞬間。こんな人だと思っていたら、そんな面もあったのかと思えるやり取り。普段の会話ではたどり着けない、場があるからこそ引き出せる本音。ありがたいことにそういったものを、目の前で見れる機会をいただけることになりました。今回は映像にも残らないので、その場にいた人しか目撃することができません。取り扱いを間違えればとんでもないことになりそうな、ある種の即興舞台をお見逃しなく。
『カタシロ』が!有観客で!!舞台化!!!!やった!!!!!!!!!
<公演情報>
パルコ・プロデュース 2024
PARCO劇場スペシャル版『カタシロ~Relive vol.1~』
2024年12月20日(金)~28日(土) 東京・PARCO劇場(渋谷PARCO 8F)
脚本・演出:ディズム
【出演】
医者役:ディズム
患者役:白石加代子、七海ひろき、木村達成、立川志らく、いとうせいこう、足立梨花、伊藤理々杏、エル・デスペラード、尾上右近、スギちゃん、紅ゆずる、安元洋貴
もう一人の患者役:相羽あいな、堰代ミコ、藍月なくる、える、健屋花那、千春、周央サンゴ
【チケット】
全席指定:7,700円(税込)
U-35チケット:5,000円 [観劇時35歳以下対象]
※要身分証明書(コピー・画像不可、原本のみ有効)、当日指定席券引換 / 一般発売日より先着販売(当日券取扱なし)、連席購入不可(連席ご希望の場合は指定席をご購入ください)
※未就学児入場不可
一般発売:2024年11月23日(土・祝)