ハワイアン航空は、第4四半期にも税引前利益が損益分岐点に近づく見通しだ。アラスカ航空グループが決算で明らかにした。
エアバスA321neoのエンジン問題による運航停止による減収のほか、アマゾン向けのエアバスA330型機貨物機事業の立ち上げ、ボーイング787型機の運航開始に伴う投資完了により、業績を圧迫していた一時的なコスト高は解決した。
有効座席マイル当たり旅客収入(PRASM)は、北米で第3四半期にプラスに展示、第4四半期には前年比1桁台なかばの増加を見込む。国際線は第4四半期に前年比2桁減から横ばいに改善するほか、離島路線も前年比で大幅に改善する。
ハワイアン・ホールディングスは、2020年12月期以降に業績の低迷が続き、最終赤字を計上している。2023年12月期は2億6,000万米ドルの最終赤字だった。
アラスカ航空グループは12月10日には投資家デーを開き、ハワイアン航空との統合後の事業戦略やシナジー効果などについて発表する。
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