相撲観戦はもちろん、キッチンカーや縁日も大相撲「九州場所」の楽しみ方

「腹タッチ会」の模様

相撲観戦はもちろん、キッチンカーや縁日も大相撲「九州場所」の楽しみ方

11月8日(金) 12:00

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福岡の晩秋の風物詩であり、相撲界の1年を締めくくる大事な場所・大相撲九州場所が、福岡国際センターにて11月10日(日) に初日を迎える。そんな九州場所は「ならでは」の魅力もたっぷり。相撲観戦と共に余す所なく堪能してみたい。

1. 九州場所限定!!観戦チケットがなくても楽しめる「キッチンカー」エリア

九州場所の会場となる福岡国際センターは館内にレストランがない。九州場所が開催される11月は秋から冬に近づき、寒さを感じる季節。「ご来場いただくお客様に温かいものを提供したい」という想いから始まったキッチンカーエリア(国際センターの正面前庭)では、明太子を使った明太やきそばや、ミシュランフュージョン部門で国内唯一のひとつ星を獲得した西村貴仁シェフが手掛ける「ニシムラ麺」が新たに出店するなど、今年もグルメ県・福岡を堪能できるラインナップでお出迎え。そしてキッチンカーエリアは、観戦チケットをお持ちでない方もご利用いただけるのが嬉しいポイント。力士の会場入りや、設置されたモニターで大相撲の取組を観戦できたりと、九州場所の雰囲気を存分に味わいながら飲食を楽しむことができるのだ。温かみ溢れる、九州場所の雰囲気をぜひとも味わってみよう。

「キッチンカー」エリア2. 相撲縁日

お客様の中にはファミリー層も多い。大相撲は朝から夕方まで1日かけて取組が行われる。子供たちが退屈せずに楽しめるエリアを作ろう!ということでお祭りブースのような『相撲縁日』がスタート。子どもから大人まで笑い声が響き渡るエリアとしてお馴染みのものとなっている。大相撲グッズもゲットできるチャンス!!

「相撲縁日」3. 親方たちのお見送り

大相撲の取組終了後、福岡国際センターから博多駅まで臨時バスが運行される。そこにはお客様が乗ったバスに向かって大きく手を振る九州場所担当先発親方の姿がある。他の場所では見ない光景だが、このお見送りがスタートしたのは「お客様がトラブルなく帰路につけるよう、見守りたい」という想いから。九州場所期間中は、臨時バスの最終便が出発するまで行なわれている。待機列でバスを待つお客様が退屈しないよう親方自らお声がけをしたりと、次も九州場所へ来て欲しいという想いが詰まった時間となっている。

4. 親方が語る九州場所の魅力

大相撲九州場所が開催される福岡国際センターは仕切り柱のない真四角の会場で、相撲の聖地として親しまれている両国国技館に近い形で大相撲を楽しむことができる。九州場所は、どの場所よりもマス席が広く作られていることも知る人ぞ知る話。また、九州場所は年間の最多勝力士が決まる集大成の場所であり、九州出身力士への応援の声が多いことも見どころのひとつだ。

5. ご存知ですか?「腹タッチ会」

例年、6月に開催されている「腹タッチ会」。九州は九州場所(11月)と冬巡業でしか相撲に触れられる機会がないため、夏場にも相撲に触れる機会を!とこの時期に始まった。相撲は、五穀豊穣や無病息災を願う神前儀式として行われていた歴史があり、今でも赤ちゃんの健やかな成長を願い、力士に抱っこしてもらう行事があるほど、力士は縁起がいい存在である。そんな縁起のいい力士のお腹に触れてもらい、縁起を担いでもらいたいという意味が込められている。力士のお腹はホワホワした見た目に見えるが、実際は鍛えられていて固い。そのギャップに驚くお客さんも多く毎回イベントは笑顔であふれている。

「腹タッチ会」の模様

今年の九州場所は、28年ぶりに15日間満員札止め(完売)となっている。最速で大関昇進を果たした大の里の連続優勝があるのか?そして三役に返り咲いた熊本県出身の正代の戦いはいかに!?今年も様々な取組から目が離せない。

上記のように観戦チケットはなくても楽しめる場所もあるので、ぜひとも九州場所中に福岡国際センターに足を運んでみては?チケットをお持ちの方はぜひとも会場内もすべてお楽しみください!!

<イベント情報>
大相撲九州場所(十一月場所)

2024年11月10日(日)~11月24日(日)
会場:福岡・福岡国際センター

ぴあ

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