ドライバーの“チョロ”はヘッドを“低く長く”出すと直る【岸部華子の“超”やさしい初心者ゴルフレッスン】

ドライバーのチョロは、フォロースルーでヘッドを“低く長く”出すと直る(撮影:山上忠)

ドライバーの“チョロ”はヘッドを“低く長く”出すと直る【岸部華子の“超”やさしい初心者ゴルフレッスン】

11月8日(金) 8:00

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飛距離を稼ぎたいはずが、クラブがボールにかすってしまいチョロ……。そんな嫌なミスを防ぐためには、フォロースルーでヘッドを早く上げ過ぎないように注意しましょう。



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チョロとは、ボールの上をクラブがかすること。「チョロっとだけ動く」「チョロチョロとコロがる」ことから、チョロと呼ばれるようになったようです。

スライスやフックのようにボールが大きく曲がるわけではないので、「傷は浅い」という人もいますが、ドライバーショットでチョロが出るとほとんど打ち直しのようなもの。しかも空振りとは違って、ティアップしたボールを打てなくなるので、「空振りの方がまし」と考える人もいるようです。

さて、チョロの原因です。大きく2つあり、一つは「インパクトで体が起き上がる」ケース。もう一つは「インパクトからフォロースルーでクラブを上昇させるのが早過ぎる」ケースです。

インパクトで起き上がる人は、ダウンスイングでしっかり前傾をキープするように意識することが大事です。アマチュアゴルファーの中には、ボールを上げようとして、右足に体重が残ってしまって体が起き上がる人も多いので、ダウンスイング以降、しっかり左足に体重を乗せることも重要なポイントです。


また、クラブを早く上昇させてしまう人は、フォロースルーを低く長く出すイメージで打つといいでしょう。具体的には、正面から見て時計の針で4時くらいまでヘッドを上げない意識を持ちましょう。チョロが防げるだけでなく、球を押す時間も長くなるので、飛距離アップにもつながりますよ。


指導・岸部華子
きしべ・はなこ/1995年生まれ、福島県出身。姉はツアープロの岸部桃子(2歳上)。6歳からゴルフを始め、07年に『東北ジュニアゴルフ選手権 女子11歳以下の部』で優勝。高校時代は、東日本国際大学付属昌平高ゴルフ部に所属。21年にLPGAティーチングA級を取得した。現在は、横田英治が主宰する『クラブハウス』に所属して、アマチュアゴルファーを指導。ときどき姉のツアーキャディも務める。


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