脇元桜、姉・華の活躍によぎった2つの思い「絶対優勝すると思ったけど…」【マイナビ ネクストヒロインツアー】

7戦連続出場となる脇元桜(撮影・田辺直喜)

脇元桜、姉・華の活躍によぎった2つの思い「絶対優勝すると思ったけど…」【マイナビ ネクストヒロインツアー】

11月8日(金) 7:40

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<マイナビ ネクストヒロインゴルフツアー第13戦Dormy Ladies Cup事前情報◇7日◇成田ヒルズカントリークラブ(千葉県)◇6355ヤード・パー72>

ツアー外競技『マイナビ ネクストヒロインゴルフツアー』に7試合連続で出場している脇元桜が、姉・華の活躍について語った。



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脇元華は先週の「TOTOジャパンクラシック」で初日にコースレコードタイとなる「63」を記録し、第2ラウンドまで単独首位をキープする快進撃を見せた。最終的にトータル12アンダー・6位タイでフィニッシュ。初優勝には3打届かなかったものの、大きな存在感を示した。

その姿をテレビで見ていた桜は「優勝してほしいし、絶対優勝すると思っていた」と期待を寄せつつ、「もし優勝したら、本当に手の届かない存在になるのかな」と、姉への憧れと少しの寂しさが入り交じる複雑な思いを抱いていた。

桜は今年6度目の挑戦となった「JLPGAプロテスト第2次予選(C地区)」で、トータル1オーバー・37位タイと2打及ばずに敗退。「まさか落ちるとは思ってなかった」と振り返る。今季、同ツアー第6戦以降の全試合に出場し、トップ10入り4回と安定した成績を収めていただけに、悔しさが募る結果となった。それでも「姉の存在は大きい」と話し、常に背中を追い続ける姿勢に変わりはない。

今年5月に25歳となったため、今季で同ツアーは“卒業”となる。「すごくありがたい試合に出場させてもらってきたと思う半面、目標が少し消えてしまっている感じもある」と、今後のモチベーションに不安を抱いているともいう。それだけに、ラスト2試合で力を振り絞るつもりだ。

「もう1勝したい。最終戦も勝って締めくくりたい」。今大会と翌週の最終戦を制覇し、有終の美を飾りたい。(文・小池文子)


<ゴルフ情報ALBA Net>
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