【第1話】から読む。
前回からの続き。私はマミコ。息子のシュンは中学受験に合格して志望校に入学することができました。しかしまわりのレベルが高いこともあり、私はちょっとしたことに翻弄される日々をおくることに。そんなときに頼りにしていたのはシュンが小学生時代にできたママ友たち。LINEグループでみんなに相談するのが私の定番になっていました。しかし私は頼りすぎたのでしょう。だんだんとママ友たちからは返事がなくなり、ついに誰も発言しなくなってしまいました……。しかしそれから1年くらいして、グループに動きがあったのです。

ユウタくんは、うちのシュンともよく仲良くしてくれていた子です。私はいてもたってもいられなくなって、すぐにメッセージを送りました。
少しするとシノちゃんから、「ありがとう、やってみる」と連絡がきました。
それを皮切りに、他のママたちからも「すごい！」「詳しいね」などメッセージが届きました。
そこで私は、今まで話したことがなかったことをみんなに打ち明けました。


実はうちのシュンも悩んだ時期があったのです。
それは、仲良しのみんなとクラスが離れた5～6年生の頃でした。クラス内でシュンが嫌がらせをされていたのです。
中学受験したのも、このことが理由のひとつでもありました。

そして私はこのタイミングで、みんなに言いたかったことを伝えました。
このグループでデリカシーのない質問をたくさんしてしまったこと……申し訳なかったと。





「もう仲良く話せることはないんだろう」と諦めていたママ友たちと、ひょんなことからまた繋がりを持つことができました。
しかしその理由は、「ユウタくんへのいじめ」でしたから、もろ手を挙げて喜べることではありません。
それでも私たち親子の経験が少しでも役に立って良かったと思いました。
この出来事をきっかけに私たちママ友同士は、また気軽にたわいない話ができる仲に。
これからもずっと仲良くしていけたらいいなと思っています。

原案・編集部脚本・motte作画・よしはな編集・石井弥沙

【関連記事】
＜図々しいお願い？＞「チラシよろしく～！」いつも協力してくれるママ友に感謝……？【第1話まんが】
＜質問攻めはNGマナー？＞「テストの点数教えて！」ママ友からの質問にドン引き…！【第1話まんが】
＜本音は隠す？吐き出す？＞ランチ会はなんでも話せる大事な時間「ノリがサイコー！」【第1話まんが】