私は佐藤チサト40歳。2つ年上の旦那と、15歳の息子と3人で暮らしています。私は出産を機に退職し、それ以来ずっと専業主婦でした。これまでは息子のスポーツの付き添いや塾の送迎、PTAや子ども会活動などでそれなりに慌ただしい日々を過ごしてきました。しかし息子がこの春から高校生になり、一気に自分の時間が増えることに……。この先の教育費や家族の生活を考えて、自分にもできるパートがないものかと探しはじめました。

ようやく応募できそうな工場での求人を見つけました。勤務地は公共交通機関がないような場所。旦那の車を運転して到着すると、広大な駐車場にズラリと車が並んでいます。仕事の面接なんて十数年ぶりなので緊張します……！

ひととおりの受け答えが終わった後、私は面接官に思いがけないことを言われてしまったのです。「もし採用がきまったら、駐車場の端のほうに停めてもらったほうが平和かもしれません」一瞬意味がわからず、キョトンとしてしまいました。


息子が高校生になったのを機にパートに出たいと思い、見つけたのは工場での求人。さっそく面接をしてもらえることになり、旦那の車を運転して工場へ向かいました。しかし面接官はなぜか私の「外車での通勤」を気にしていて……？
もし採用がきまった場合、車は駐車場の端に停めたほうがいいのだそうです。そのほうが「平和かもしれない」と。まさか面接の場で勤務時間や仕事内容ではなく、通勤に使う車の話になるとは思っていませんでした。外車でパート先に行くのっておかしいですか？私はその場でどう返事をしたらいいかわからず、ただただ戸惑うばかりだったのでした。

【中編】へ続く。

原案・ママスタコミュニティ脚本・ササミネ作画・金のヒヨコ編集・井伊テレ子

【関連記事】
＜外車はNG？＞思いもよらない視点にハッ！「カンジ悪い」「鼻につく」妹のアドバイス【中編まんが】
＜扶養内パートで誤算！＞やりがい感じ「もっと働きたい！」シフト増やしてもいいよね？【前編まんが】
＜非常識な同僚＞仲良しだったのに無視「カンジ悪くない～？」おどけて聞いてみると…【第1話まんが】