全世界興収16億6000万ドルを突破し、公開当時ディズニー映画の世界歴代興収新記録を打ち立てた、超実写版『ライオン・キング』(19)。その原点にしてはじまりの物語が描かれる『ライオン・キング:ムファサ』が12月20日(金)より公開される。このたび、2人の分かれ道を予感させる日本版ポスターが解禁となった。
【写真を見る】渡辺謙と尾上右近が登壇した、『ライオン・キング:ムファサ』超実写吹替版“キロス”役発表イベント
アフリカの大地を舞台に“生命”をテーマに描き、映画、演劇、音楽と頂点を極めた一大叙事詩『ライオン・キング』。アニメーション映画として1994年に誕生した本作は、映画賞、音楽賞を総なめにし、奇跡の映像美、圧巻の楽曲、心震える感動の物語は全人類を熱狂させた。2019年には超実写版『ライオン・キング』(19)として全世界で公開し、ディズニー映画で世界歴代映画興収No.1となる約16.6億ドルを記録した。
本作は、そんなディズニーの歴史を塗り替えた大ヒット作の“はじまりの物語”。前作『ライオン・キング』では明かされなかった、シンバの父ムファサ王と、彼を陥れる“ヴィラン”スカーの過去が描かれる。吹替版声優として、主人公ムファサ役に尾上右近、ムファサの弟で、後にスカーと呼ばれるタカ役に松田元太、冷酷な敵ライオンのキロス役に渡辺謙と豪華キャスト陣の参加が解禁されていた。
解禁されたポスターでは、荘厳なプライドロックをバックに、異なる方角を向く若き日のムファサとタカ(後のスカー)、その水面には大人になった2人の姿が写しだされている。真っすぐに前を見つめるムファサと、どこか陰りのあるようにもみえる目で遠くを見つめるタカ。その様子はまるで、別々の道を進むことになる2人の未来を暗示しているかのようだ。息子のシンバを命がけで守ったムファサ王と、純粋無垢なシンバを騙し、ムファサの命を奪った“ヴィラン”スカー。因縁関係にも思われる彼らだが、実はかつて、2人は血のつながりを超えた強い絆で結ばれていた。もとはシンバ同様、穢れのない心をもつライオンの王子だったタカ。孤児であったムファサを自らの群れに快く迎え入れ、ともに暮らしはじめる。いつしか本物の兄弟のようになっていった2人は、冷酷な敵ライオンのキロスから群れを守るため、新天地を目指す旅に出ることに。その道中、彼らの運命を大きく変える“ある出来事”が起こるのだった。
仲睦まじかったはずの2人の身に、一体何があったのか?王の血を引くタカに代わり、ムファサがプライドランドの王となった理由とは?偉大な王と孤独なヴィランの誕生の裏に隠された秘密のドラマをぜひ劇場で目撃して欲しい。
文/鈴木レイヤ
【関連記事】
・
『ライオン・キング:ムファサ』“ヴィラン”キロス役は渡辺謙!「久しぶりにオーディションを受けました」ディズニー作品初参戦に喜び
・
MARIA-E、吉原光夫&和音美桜ら各界の精鋭が集結!『ライオン・キング:ムファサ』超実写吹替版の追加声優発表
・
Travis Japanの松田元太が声優初挑戦!『ライオン・キング:ムファサ』のタカ役に決定
・
北米中が恐怖したイマジネーション・ホラー『SKINAMARINK/スキナマリンク』日本公開決定
・
ポエティックかつメランコリックな35mmの映像美に注目!『アンデッド/愛しき者の不在』予告編