【第1話】から読む。
前回からの続き。私はシノ。中学生の息子ユウタを育てています。私には、子どもを通してできた仲良しグループがあります。子ども同士の関係が薄くなっても、親である私たち5人は変わらず親しくしていたのですが……メンバーのひとり・マミコちゃんからのちょっとした質問に、私はイライラしてしまうように。このままでは良くないと考えマミコちゃんに直接話してみると、「ごめんね」と反省した様子。グループ内の仲の良さを保つためにも、マミコちゃんが考えを改めてくれるといいなと思っています。
近くのカフェに入って2人であれこれと話しました。そして話は自然とLINEグループのことになりました。
「マミコちゃんのこと、どう思う?」
私がおずおずと聞いてみると、ナルミちゃんは少しだけ眉をひそめました。
聞くと、やはりナルミちゃんも違和感を覚えているようでした。
よかった……私の心が狭すぎるのかと思っていましたが、ナルミちゃんも同じ気持ちだったと聞いて少し安心しました。
しかもナルミちゃんは以前、偶然スーパーでマミコちゃんに会ったときにこのLINEでの質問攻めについて「なぜそんなことをするのか」を聞いてみたそうなのです。
すると、マミコちゃんの答えは「普通が気になる」というものだったのです。
どういうこと?私はワケが分かりませんでした。
ママ友グループの中でも、ナルミちゃんはいちばんの仲良し。
個人的に会ってみると、話題はやはりマミコちゃんの質問攻めの話になりました。
ナルミちゃんが直接聞いてみたところ、マミコちゃんは「普通」が気になっていると言っていたらしいのです。
「普通」を聞いて安心したい、だなんて私にはよくわかりません。
そんな話をしている最中にもマミコちゃんから連絡があり、私たちは苦笑い。
きっと今後は今までと同じような関係でいられないのでしょう……残念です。
【第4話】へ続く。
原案・編集部脚本・motte作画・よしはな編集・石井弥沙
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