11月6日(水) 4:40
携帯電話料金といっても、使っている機種や契約している人により、かかるお金はさまざまで一概に高すぎるかどうかは言えません。
例えば、最新機種であるiPhone16Proを、2年割賦払いで使用しながら大手キャリアでデータ使い放題プランを契約している場合だと、一番安い機種でも機種代金が月々3150円、携帯電話を利用する料金が月々4928円かかります。データ使い放題プランが4928円というのは、家族割などの割引サービスを使用した場合で、割引がない人は安くても月々7238円です。
機種代金と利用料金を合わせると、月々の携帯電話代金が1万円以上かかってしまうのも納得でしょう。携帯電話料金といっても、機種代金が含まれているのかどうか、キャリア決済やアプリ課金があるのかどうか、などによって異なるため、1万円以上かかるのは高すぎるとは一概に言えないでしょう。
携帯電話料金に月1万円以上かかるのは必ずしも高すぎるとは言えません。
総務省が令和3年に調査したデータによると、毎月の携帯電話の総支払額(通信料金、端末代金)平均は約5825円です。ただし、携帯電話に毎月1万円以上支払っていると回答している人も全体の7.8%となっており、珍しいケースではないことが分かります。
最新の機種を使いたい人やデータ通信量を気にせずにスマホを楽しみたい人など、自身が携帯電話料金に納得しているのであれば、月々の携帯電話料金が1万円以上でも問題はないでしょう。
月々1万円以上の携帯電話料金が負担で、支払額を改善したい人は、機種やプランを見直しするのがおすすめです。格安SIMと呼ばれる会社では、月々の携帯電話利用料金を抑えながら20GB、30GBと大容量のデータ通信ができます。
ただし、格安スマホのサービスは大手キャリアから通信設備の一部を借りて運営している分、大手キャリアに比べると通信が不安定になってしまったり、回線が混雑すると通信速度が低下したりしてしまうデメリットがあります。
大手キャリアのように独自のメールアドレスを使えないことや、店舗でサービスを受けられないことも、格安スマホのデメリットと言えるでしょう。
格安スマホでデータ通信量を気にせず利用しようと思うと、逆に大手キャリアよりも利用料金が高くなってしまうケースもあります。
日々の生活に欠かせない携帯電話。お金をかけるポイントは人それぞれですので、最新機種を持ちたい人やデータ通信量を気にせずに使用したい人からすると、月々1万円以上の携帯電話料金は高すぎるとは言えません。自分が月にどれくらいデータ通信量を使うのか把握して、ニーズに合ったプランを選びたいですね。
auiPhone 16 Pro・iPhone 16 Pro Max
docomo iPhone 16 Pro・iPhone 16 Pro Max
総務省 携帯電話の料金等に関する利用者の意識調査(概要)
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー
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