『チ。』第7話、雑用係に甘んじるヨレンタが天文の問題に直面する

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『チ。』第7話、雑用係に甘んじるヨレンタが天文の問題に直面する

11月5日(火) 18:00

2024年10月5日(土)から放送中のTVアニメ『チ。 ―地球の運動について―』第7話のあらすじと場面カットが公開された。また新キャラクターのキャストも発表、「5分でわかるアニメ『チ。』第二章」も公開された。

TVアニメ『チ。 ―地球の運動について―』は、『ビッグスピリッツコミックス』(小学館刊)で連載されていた、魚豊(うおと)の同名漫画が原作。第26回手塚治虫文化賞のマンガ大賞を受賞した注目作だ。
舞台は15世紀のヨーロッパ某国。地球が宇宙の中心でその周りを惑星が動いているとする「天動説」こそがこの世の真理だとされ、その理を覆すようなことを信じたり、研究することが重罪だった時代に、謎めいた学者フベルトの言葉で「地動説」の可能性を知った神童ラファウ。周囲からも天才だと言われ自認もしていた彼に芽生えた抑えがたい強烈な知的好奇心。「いったい何を捧げれば、この世界のすべてが知れる?」と、自らの「知」と「血」、さらには命を懸けて「地」動説の証明に挑むことになるラファウを待ち受ける運命とは――。

第7話はNHK総合で2024年11月9日(土)午後11時45分から放送予定。各話放送終了後にはNetflixでの世界配信、ABEMAでの無料配信が行われる。

<第7話「真理のためなら」>
石箱の中身は禁忌とされる「地動説」に関する資料だった。バデーニはこれを証明すべく、より多くの観測記録を持つ者との接触を図るため街へと向かう。一方、街の天文研究所で働くヨレンタは、優秀だが女性であるという理由だけで研究員として扱われず、雑用係に甘んじていた。そんな折、街の掲示板にとある問いが出題されているのを見る。それは天文に関する問題で。

>>>『チ。 ―地球の運動について―』第7話場面カットを見る(画像6点)

また公開された場面カットでは、7話から登場する天文研究所でのヨレンタの先輩のコルベと、天動説の証明に人生を捧げている貴族のピャスト伯の姿が。コルベ役は島崎信長が、ピャスト伯役はふくまつ進紗が演じる。

そして、ラファウが命懸けで信じ託したこの世の真理。その信念を引き継ぐ者たちを描く「5分でわかるアニメ『チ。』第二章」も公開された。
地動説こそが真理と信じその証明のために自らの命を捧げることによって未来へと繋いだラファウの衝撃のラストで締めくくられた第一章。それから10年後に、ラファウが命を賭してまで遺した信念を閉じ込めた石箱を見つけたのは、この世に絶望し、ほとんど文字すら読めないオクジー。そんな彼が引き寄せたのはラファウのように博識でそれ故に押さえきれない ”知” 的好奇心を持つバデーニとヨレンタ。フベルト、ポトツキが紡ぎラファウが未来に託した ”地動説” という宇宙をひっくり返すほどの真理を異端者とグラスがオクジーへと繋いだ。映像では、そのオクジ―がバデーニ、ヨレンタと共に地動説の証明へと突き進む姿が描かれている。
この世の真理とされる天動説を覆すことができるのかーーこれからの展開に期待が膨らむ。

(C)魚豊/小学館/チ。 ―地球の運動について─製作委員会
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