【第1話】から読む。
前回からの続き。私はサトミ。旦那ケンと3歳の娘ツムギとの3人家族です。近距離に住んでいる義母に頭を悩ませている私。外食には自分の息子と孫だけを連れ、私を置き去りにします。義母がもってくる差し入れだって、私の分は当然ありません。同じ主婦なのに、なぜそんなことをするのでしょうか?日頃の義母への不満を実母に相談すると、母と祖母の間にも嫁姑問題があったこと、そして解決した方法を教えてくれました。私自身は義母とどう向き合っていくか悩みます。
「前回ウナギを食べられなかったから食べたい」と実母に話したところ、私と娘の分のウナギを買ってくれました。自分の分がないことに不満げな旦那ですが、なぜこんな事態になっているかまったく気づいていないようで、ほとほと呆れます。
義母もそうですが、気づかいができないのは旦那も同じです。私がのけ者にされている状況にもまったく気づかず、当たり前のように自分だけがいい思いをしているのですから。自分が同じ目に遭ってはじめて、私が今までされてきたことに気づいたようです。
この期に及んで旦那は「悪気はないと思う」と言っています。しかしそこにタイミングがいいのか悪いのか、「旦那とツムギの分の」ヒレカツを買ってきた義母。実際の現場を目の当たりにして、事の重大さを思い知ったようです。
私は、義母からの差し入れに自分の分がないことを自分なりに納得しようとしていました。旦那へそれに関して言ったことも今までありません。けれど、旦那は逆の立場になると文句を言ってきたのです。だったら、私が日頃我慢していたのもわかるはず。旦那にも義母にも自分の意見をしっかり言えれば、こちらが気分を害していたり傷ついたりしていることがきちんと伝わるのだと思いました。義母もきっと、強い悪意があったわけではないのでしょう。今回はっきり伝えたことで、これからはいい距離の嫁姑関係が築けるといいなと思います。
原案・編集部脚本・物江窓香作画・Ponko編集・海田あと
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