11月5日(火) 10:10
推し活にはさまざまな種類があります。まずは具体的にどんな推し活があるのか、またどんな場面でお金がかかるのかを見てみましょう。
推し活と聞くと、アイドルやミュージシャンを思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。アイドルやミュージシャンはライブや握手会などのイベントが多く開催されます。
参加するためには基本的にチケットが必要になるため、チケット代がかかります。それだけでなく、グッズの購入費が必要になることも多いでしょう。ほかに交通費や宿泊代がかかるケースも珍しくありません。以上のことから、アイドルやミュージシャンの場合、1回の推し活に数万円かかることもあるようです。
好きな俳優が出ている舞台を見に行くのも推し活の1つです。舞台のチケット代は3000円~2万円程度と幅広いため、1回の鑑賞で多額な出費になるケースもあります。イベントに参加する場合には、チケット代が別途で必要になることもあります。
また、アイドルやミュージシャンと同様に交通費がかかったり、遠方の場合にはホテル代がかかったりすることもあるでしょう。
漫画やアニメの場合は、対象の商品を購入する費用がメインになります。金額は商品によって異なりますが、たくさん購入すればするほど費用がかかります、そのほかに、関連グッズの購入やイベント参加費用もかかることがあります。グッズや商品購入費用を合わせると1万円以上かかることも珍しくありません。
ゲームの推し活は、ゲーム機本体やソフト購入で費用がかかります。また、ゲーム好きであればゲーム内で課金をすることもあるでしょう。課金の費用は100円単位からあるため幅広いですが、課金するだけ費用が大きくなる可能性があります。また、パソコンやゲーム機本体の性能を追求していくと、大きな出費になることもあるでしょう。
野球やサッカーなど好きなチームの試合を観戦したりするのも推し活です。スポーツ観戦でかかってくるのはチケット代や会場までの交通費です。チケットは5000円~1万円程度といわれています。ただし、グッズを購入したり、ホテルに宿泊したりする場合は費用が大きくなると考えられます。
株式会社プラスワンのアンケート調査によると、1ヶ月あたりの推し活にかかる費用で最も多かった金額が1万円台、次に5000円~9000円台という結果になっています。推し活の種類にもよりますが、2万円以上の出費をしている割合は少ない傾向にあるようです。
詳細を見ると、今回アンケートを行った470人のうち、1ヶ月の手取り収入が10万円未満の方が多く、全体の38.9%を占めています。手取り収入が10万円未満の方は、1ヶ月にかける推し活の費用は1万円未満という結果になっています。推し活の種類だけでなく、環境によっても掛けられるお金は人それぞれ異なるようです。
収入が限られていると、買いたいものが買えなかったり、行きたい場所に行けなかったりと、我慢をしなければならないこともあるでしょう。惜しみなく推し活に専念したいのであれば、まず生活を見直してみましょう。
固定費を見直すことで、普段いくらかかっているのかを改めて把握することができ、節約につながる可能性があります。同時にポイ活などを行えばいっそうの節約にもなり、推し活の費用を生み出すことができるかもしれません。
推し活はコストがかかりますが、ストレスを解消するためにはおすすめの方法の1つです。自分の収入に合った範囲内で、無理なく楽しみましょう。
株式会社プラスワン推し活費に関するアンケート
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー
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