「映画ドラえもん」シリーズ45周年記念作品「映画ドラえもんのび太の絵世界物語」のゲスト声優が、鈴鹿央士に決定。物語のカギを握る謎多きキャラクター・パルの声を務めることがわかった。
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本作の舞台は、絵に描かれた壮大な中世ヨーロッパの世界。絵のなかで出会った仲間たちとともに、ドラえもんとのび太たちが幻の宝石をめぐり強大な敵に立ち向かう、完全オリジナルストーリーが展開する。テレビアニメ版の演出を担当し、2007年に「映画ドラえもんのび太の新魔界大冒険 7人の魔法使い」で、シリーズ初となる女性監督に就任した寺本幸代が、監督を務める。テレビアニメ版の脚本を数多く手がける伊藤公志が、映画版に初参加を果たした。
ゲスト声優を務める鈴鹿は、2017年に「先生!、、、好きになってもいいですか?」にエキストラ出演した際、主演の広瀬すずからスカウトされたことをきっかけにデビュー。その後、第43回日本アカデミー賞新人俳優賞を獲得した「蜜蜂と遠雷」やドラマ「silent」などに出演し、現在は月9ドラマ「嘘解きレトリック」が放送中だ。
そんな鈴鹿は本作で、22年の「夏へのトンネル、さよならの出口」以来、2度目となるアニメ映画の声優に挑戦。映画のオリジナルキャラクターであり、ドラえもんたちが飛び込んだ絵のなかの世界にあるアートリア公国で、絵の売り買いを行う美術商人・パルを演じる。
以前からドラえもんが好きだという鈴鹿は、ドラえもんとのび太に初対面すると、「わあ、かわいい~!今日はよろしくお願いします」と、満面の笑みで挨拶。映画の装いをしたドラえもんとのび太の衣装を鈴鹿が整えるなど、終始和やかなムードで、写真撮影が行われた。
インタビューで、アフレコ収録を終えた心境を問われると、「アフレコではアクションシーンがあり、どう演じようかなと悩みながら臨みましたが、話すスピードや声量に変化を出し、“より伝える”ことを意識してお芝居をしました。『大変だ』という思いよりも、『自分がドラえもんの世界にいるぞ!』という、楽しい気持ちが強かったです!」と語った。
「映画ドラえもんのび太の絵世界物語」は、2025年3月7日から公開。鈴鹿の役どころとコメント(全文)、佐藤大真プロデューサーが鈴鹿起用の理由を語るコメントは、以下の通り。
■鈴鹿央士(パル役)
(役どころ)
アートリア公国の美術商人で、普段は絵の売り買いで城に出入りしている。どうやらドラえもんたちの冒険と大きな関係がある様子。
(コメント)
幼い頃は、毎週欠かさずアニメを見て、漫画も読んでいました。生活の一部だったドラえもんの世界に声優として参加できる日がくるとは思ってもいなかったので、驚きと嬉しさと……本当にうれしかったです!
僕が演じたパルは物語のカギを握る重要なキャラクター。アフレコではアクションシーンがあり、どう演じようかなと悩みながら臨みましたが、話すスピードや声量に変化を出し、“より伝える”ことを意識してお芝居をしました。「大変だ」という思いよりも、「自分がドラえもんの世界にいるぞ!」という、楽しい気持ちが強かったです!
ハラハラ、ドキドキするシーンはもちろん、心にぐっとくるメッセージがたくさん込められた作品です。ぜひ劇場で「映画ドラえもん」の世界に飛び込んでください!
■佐藤大真プロデューサー
“パル”は凛とした佇まいを見せつつも親しみやすい雰囲気がある中で、どこか抜けた感じがある、というキャラクターなのですが、そのキャラクターイメージと鈴鹿央士さんの持つイメージが重なると思い、この度オファー致しました。
アフレコ中はとても緊張している様子ではありましたが、テストを重ねていく中で、少しずつパルのキャラクター性を掴んでいかれて、収録の後半では、緊張感そのものを楽しんでいるように見えました。
また、映画制作が進むにつれデザインや性格が作られていく中で、“パル”と鈴鹿央士さんが自然と近づいてきているような印象があり、より魅力的なキャラクターになったと感じております。
鈴鹿央士さんによって命を吹き込まれたパル、そしてドラえもんやのび太くんたちが描く物語を、是非劇場でご覧頂けると嬉しいです。
【作品情報】
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映画ドラえもんのび太の絵世界物語
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