家事に子育てにお仕事、なかには介護など、ママは毎日いろいろなことに追われながら家族のため・自分のために一生懸命頑張っていますよね。だからこそたまには少しぐらい息抜きをしてもいいのではないでしょうか。しかし、息抜きをすることに罪悪感をもってしまうママもいるようです。
『子どもと旦那をおいて、ランチや飲み会に平気で行ける人って心苦しくならないものなのかな』
投稿者さんからの問いかけを見た瞬間、「え、心苦しくなるの!?」と思わず声をあげてしまったママもいるのではないでしょうか。頻繁に家を空け、家族を放置して遊び歩いているのならなにか言われるかもしれませんが、たまのご褒美にランチや飲み会へ行くぐらい、許されてもいいのではないでしょうか。しかし感じかた・考えかたは人それぞれ。投稿者さんの問いかけにママたちがどのような反応を見せたのか見てみましょう。
「なぜ?」寄せられる疑問の声
『どうして心苦しくなるの?』
まるで判を押したかのように寄せられたママたちからの疑問の声。なぜかがわかれば、適切なアドバイスや、ランチや飲み会に変わるママの心を癒やす代替案を提案できるかもしれません。しかし投稿者さんがママたちの質問に答えることはありませんでした。正直なところなぜ心苦しくなるのかを聞いてみたくはありますよね。
心苦しくなんてならない
『平気だよ。家族にありがたく思うことはあっても、心苦しくなんてならない』
『私はならない。旦那も子どもの親なのに、大多数は妻子をおいて飲み会へ行くことに罪悪感なんて感じないでしょ。それと同じだよ』
コメントを寄せてくれた多くのママたちから、「心苦しくなることはない」といった声が寄せられました。毎日頑張っているのですから、ママたちだって羽を伸ばしたい。もちろん、旦那さんや子どもたちだって自由に羽を伸ばせばいい。そのように考えているのかもしれませんね。これがママだけが自由気ままに羽を伸ばしているとなれば、話は少し変わるのかもしれません。しかしそうでなければ、たまのご褒美に心苦しくなんてならなくていいのではと思いませんか?
家族のことを考えてリフレッシュするママたち
『ランチはたまに行くけど、夜はまったく出ないから何にも言われない』
『心苦しいとはまったく思わない。夜ごはんまでには帰るし』
自由に羽を伸ばすと言っても、節度を持って行動するママたち。可能な限り、自分へのご褒美やリフレッシュは、ランチに留めていると話すママの声が目立ちました。自分だけが羽を伸ばすことが「心苦しい」と感じるママの場合、旦那さんや子どもたちが仕事や学校に行っている間は家にいるべきではと悩むのかもしれません。しかし、逆に家族に迷惑がかかりにくい時間帯を選ぶことは、ある種の家族に対する思いやりと考えられないでしょうか。
子どもが小さいうちは諦めることもあった
『子どもが小さい頃は、心苦しかった』
『子どもが小学生のうちはムリかな。かわいそうに思ってしまう。子どもだって行きたいと思うかもしれないし』
小さな子どもをおいていくことに心苦しさを感じた経験について語ってくれるママもいました。やはり子どもが小さいと、ママがいないことに寂しさを感じることもありますよね。また、小さい子どもを旦那さんに預けっきりでは落ち着かなさを感じる可能性もあるでしょう。そのようなことから、子どもが小さいうちはおいて外出することは避けていたと話すママもいました。
ママも自由に羽を伸ばそう
『ランチや飲み会へ行ったからって、子どもや旦那のことを忘れるわけではないよね。それに旦那に任せられる信頼関係ができているから心苦しさは感じない』
人は自由すぎると困るという話を筆者は聞いたことがあります。ある程度、制約されているなかだからこそ、存分に羽を伸ばせるのだと。それが“不自由のなかの自由”。家族のことを考え、この時間帯なら自由にできる時間が得られる。その不自由の自由のなかで、存分にママたちは羽を伸ばし、リフレッシュし、自分にご褒美を与えるのです。そこまで家族のことを考えているのですから、心苦しく感じたり誰かになにか言われたりすることなんてありませんよね。少しのリフレッシュを得ることでまた頑張れる、家族に優しくできる。そのような相乗効果も出てくるかもしれませんから、たまには羽を伸ばして、リフレッシュ&エンジョイしてみてはいかがでしょう。
文・櫻宮ヨウ編集・荻野実紀子イラスト・マメ美
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