【衆院選後に聞いた】期待している政党ランキング! 3位立憲民主党、2位自民党を抑えた1位は?

【衆院選後に聞いた】期待している政党ランキング! 3位立憲民主党、2位自民党を抑えた1位は?

11月3日(日) 11:00

10月27日に投開票が行われた、衆院選。小選挙区を含む各党の獲得議席は自由民主党191、立憲民主党148、日本維新の会38、国民民主党28、公明党24、れいわ新選組9、共産党8、参政党3、日本保守党3、社民党1、無所属12となった。

与党が過半数を割り込み、勢力図が大きく変わることとなった今回の衆院選。有権者は、各政党に対する期待を投票行動で示したわけだが、改めてこれからの日本政治において”期待している”政党はどこなのか?男女500人を対象にアンケートを行った。

3位に選ばれたのは立憲民主党。今回の選挙で、公示前の98から148議席へと50議席も伸ばした。衆院選では、「政権交代こそ、最大の政治改革」をキャッチフレーズに掲げ、与党と徹底対決する姿勢を見せた。

衆院選公約では、企業・団体献金の禁止や政策活動費の廃止を打ち出したほか、「分厚い中間層の復活」として最低賃金の1500円以上への引き上げ、正規雇用の促進、国公立大授業料の無償化を提唱。また、紙の健康保険証の存続、選択的夫婦別姓制度の早期実現なども記した。財源は所得税や金融所得課税の累進強化などで充当するという。

アンケートでは、立憲民主党に期待することとして、まず自民党の一党独裁を止めてほしいという声が上がった。

「政権交代してほしい 野田代表」(66歳・男性)
「政権交代をしてほしい」(42歳・女性)
「自民党の一党独裁を止めてほしい」(64歳・男性)

さらに、物価高など苦しい生活をどうにかしてほしいという声も相次いでいた。

「国民の暮らしが豊かになることを期待しています」(55歳・女性)
「国民の暮らしが困窮している事への対応をしていただきたい」(71歳・女性)
「年金生活者や低所得者に対する、急激な物価高に対応した、金銭及び物資等の早急な支援経済対策」(55歳・女性)

2位に選ばれたのは、自由民主党。裏金問題も足を引っ張り、公示前の247議席から56議席を減らす大敗を喫したが、比較第一党はなんとか維持した。

公約では、政治とカネの問題を踏まえて「ルールを徹底して守る政党に生まれ変わるとし、」党から議員に支給される「政策活動費」について将来的な廃止も念頭に透明性の確保に取り組むとした。また、災害対応力を強化するための防災庁の設置、防衛力の強化に取り組むほか、物価高については、低所得者層への給付金の支給や物価上昇を上回る賃上げの実現などを盛り込んだ。

裏金問題だけでなく、そもそも物価高による国民の生活苦に対し有効な対策を打ち出せてこなかったことも敗因ではと指摘されている自民党。アンケートでは、今回の衆院選での大敗から、自民党の変化を期待する声が相次いで上がった。

「裏金問題は反省していると思うので、同じような事をおこしてくれない事」(24歳・男性)
「悔しい結果の中から新しい力のある政治家がでてきてほしい」(57歳・男性)
「今回の反省も含めて、変わってほしい」(69歳・男性)
「不正なことは徹底的にきれいにして、日本のために努力してほしい」(71歳・女性)

一方で、これまで政権を運営してきた実績を評価するという人や、石破茂首相の手腕に期待する人も多かった。

「なんだかんだ言っても自民党以外に国政を運営できる政党がない」(50歳・男性)
「裏金問題等、多々あるがこれまでの実績を重視して期待している」(62歳・男性)
「これまで培ってきた経験で変わらずやってほしい」(47歳・女性)
「石破さんがまともそうなので、頑張ってほしいです」(54歳・女性)

そして1位に選ばれたのは国民民主党。今回の衆院選では7から28議席と議席を4倍に伸ばした。

スローガンは「手取りを増やす」。所得税の基礎控除と給与所得控除を計103万円から計178万円に引き上げるほか、消費税を5%への当面の引き下げ、トリガー条項の凍結解除、社会保険料の軽減、電気代の値下げなどを公約に盛り込んだ。

物価が上がっているにも関わらず基礎控除額が変わらないのはおかしいと訴える国民民主党。基礎控除を75万円引き上げ、所得税が発生する103万円の壁を178万円に引き上げるという主張に、アンケートでは多くの賛同が集まっていた。

「1030000の壁」(38歳・女性)
「103万の壁を壊して欲しい」(22歳・女性)
「103万円の壁をぜひ破ってほしい」(48歳・女性)
「基礎控除増額の実現」(55歳・女性)

日本テレビ系列と読売新聞社が行った出口調査によると、比例代表の投票先は20代と30代はいずれも国民民主党が20%を超えて最も選ばれたという。政治とカネの問題だけでなく、現役世代を重視した経済政策を訴えたことで、同党への期待感はかなり高まっているようだ。アンケートでは次のような声が寄せられている。

「現役世代について考えてくれているから」(31歳・女性)
「働く世代の給料が上がるように 希望が持てる未来にしてほしい」(35歳・女性)
「玉木代表の行っている政策が、国民目線の収入増につながる政策が多いので実現して欲しい」(43歳・男性)
「手取りを増やすとガソリン税の減税の政策」(55歳・女性)

各党は、大切な一票を投じた有権者の期待に是非とも応えてほしい。

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