この漫画は書籍『猫語の教科書』(原作:ポール・ギャリコ/漫画:沙嶋 カタナ)の内容から一部を掲載しています(全9話)。
■これまでのあらすじ
作家のポール・ギャリコは、友人の編集者から謎の暗号で書かれた原稿をあずかる。その暗号を解読して作者を探して回り、写真家のレイ・ショア夫妻の飼っている猫のツィツァに辿り着く。今ではツィツァにすっかり惚れ込んでいる様子のレイ・ショア夫妻だが、ツィツァがまだ子猫だった頃のご主人は大の猫嫌いだった。ツィツァはそんなご主人をどうやって降参させて人間の家を乗っ取ったのかを仲間の猫たちに詳しく語った。さらに周りにいる人間についてよく知ることの大切さや、男性と女性それぞれに異なる乗っ取りのコツを教える。ツィツァの教えを聞き素直にそれらを実践した子猫のポピーも次々と欲しいものを手に入れて乗っ取りを成功させたのだった。
■街中に響き渡る鳴き声
■病院からは逃れられないの!?
■獣医さんは世界一猫に優しい
病院から無理に逃れようとするのではなく、大人しく行儀よくする、というのがツィツァの教えでした。
あなたの家族がいてくれる、危害はないとわかるはず、と頭で理解はできても怖いと思う本能に逆らうのは少し難しそうだと、周りの猫たちは感じるのでした。
『猫語の教科書』
原作:ポール・ギャリコ/漫画:沙嶋 カタナ(KADOKAWA)
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「猫を飼っている」と思っているのは人間だけで、本当は猫が人間を飼っているとしたら?原著刊行から50年以上の時を経ても変わらない人猫との不思議な関係。時代を越えて全ての猫好きに刺さる名作をコミカライズ!!
(ウーマンエキサイト編集部)
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