横浜流星と藤井道人監督が長編劇場映画では3度目のタッグを組んだ「正体」の場面写真11点が初公開された。作品の世界観がにじみ出る、極上のサスペンスドラマを予感させるカットが多数含まれている。
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【フォトギャラリー】横浜流星、吉岡里帆、山田杏奈、森本慎太郎、山田孝之の新規劇中カット11点
染井為人氏の同名小説(光文社文庫刊)を映画化する今作で、横浜は日本中を震撼させた殺人事件の容疑者として逮捕され、死刑判決を受けるも脱走する、指名手配犯の鏑木慶一を演じる。姿を変えながら、潜伏して逃亡を続ける鏑木と日本各地で出会った人々を、刑事・又貫は取り調べるが、そこで浮上する鏑木はまったく別人のような姿だった……。
横浜は劇中、さまざまな“顔”を観る者に提示してくる。和也(森本慎太郎)とともに工場で働く、ぼさぼさの髪と髭で顔を隠す日雇い労働者の「ベンゾー」。フリーライターとして活動し、沙耶香(吉岡里帆)と出会う「那須」。まぶたを一重に変えて水産加工工場で勤務する「久間」。目元の印象を隠すためにメガネをかけて、舞(山田杏奈)が働く介護施設に勤める「桜井」。“顔”を変えながら日本を縦断する鏑木の「真の目的」が明らかになったとき、横浜がどのような表情を浮かべているのか目を離すことができない。
初公開となった場面写真には、焦り逃げ惑い、刃物を両手で構え必死に目で訴えかける鏑木、指名手配犯だと気づきながら彼の無罪を信じて神妙な表情を浮かべる沙耶香、大阪の工事現場で働くうち親しくなるが疑念を募らせていく和也、介護施設で働く鏑木に恋心を募らせながら食事を共にする舞の姿を確認することができる。さらに、刑事・又貫が鏑木に拳銃を突きつけて対峙する場面もとらえている。
「正体」は、11月29日から全国で公開。
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正体
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