チ・チャンウクと2度目共演の“BIBI”キム・ヒョンソ、相性の良さに自信「次はもっとすごいと思います!」<江南Bサイド>

「江南Bサイド」はディズニープラスのスターで11月6日(水)より独占配信開始/(C) 2024 Disney and its related entities

チ・チャンウクと2度目共演の“BIBI”キム・ヒョンソ、相性の良さに自信「次はもっとすごいと思います!」<江南Bサイド>

11月2日(土) 6:30

「江南Bサイド」はディズニープラスのスターで11月6日(水)より独占配信開始
【写真】“BIBI”ことキム・ヒョンソ、圧倒的な美脚が際立つタイトなスカート衣装で会見に登壇

チョ・ウジンとチ・チャンウクがW主演を務め、11月6日(水)より配信されるドラマ「江南(カンナム)Bサイド」の制作発表会が10月30日に行われ、ウジン、チャンウク、共演のハ・ユンギョン、キム・ヒョンソ、そしてパク・ヌリ監督が出席した。チャンウクにとって、ヒョンソとの共演はドラマ「最悪の悪」(2023年)に続いて2度目。普段はアーティスト・BIBIとして活動し、独特の存在感を持つヒョンソとの共演について「ヒョンソさんが解釈するキャラクターがとても新鮮で、刺激になった」と語り、相性の良さをのぞかせた。

■江南エリアを舞台に描かれるスピーディーな“追跡ゲーム”

「江南Bサイド」は、江南で失踪した“クラブのエース”を巡る刑事と検事、そして江南を牛耳るミステリアスな男によるスピード感あふれる“追跡ゲーム”を描くサスペンス。10月に行われた「第29回釜山国際映画祭」ではオンスクリーンセクションの招待作に選ばれるなど、配信開始前から期待を集めている。

ウジンは江南地区の女性連続行方不明事件を捜査するため左遷先から呼び戻された元エリート刑事カン・ドンウを、チャンウクは江南のアンダーグラウンドでうごめく謎の男ユン・ギルホを演じる。ドラマ「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」(2022年)でヨンウが“春の日差し”と例えた同期弁護士チェ・スヨンを演じ注目を集めたユンギョンは、ドンウ刑事と共に事件を追って江南の奥深くに入り込んでいく検事ミン・ソジン役。そしてヒョンソは、ドンウやギルホ、ソジンが追うことになる謎の女性キム・ジェヒを演じる。

「江南Bサイド」場面写真

■チャンウク「実は監督のお母さまは俳優の先輩でして…」

ヌリ監督は、4人それぞれのキャスティング理由について「ウジンさんは映画『金の亡者たち』(2019年)でお仕事をしまして、長く一緒にお仕事できるといいなと思っていました。人としての信頼感も非常にありましたので、このメインとなるカン・ドンウという役をお願いすることに躊躇(ちゅうちょ)はありませんでした。ユンギョンさんは、私も“春の日差し”の大ファンだったのと、本当に演技の幅が広い方だなと思っていました。まなざしはピュアだけど、その裏にむなしさが見えて、そういうところがこのキャラクターに合うんじゃないかと思いました」と回答。

そしてヒョンソについては「この4人の中で最初にキャスティングしたのがヒョンソさんです。昔、ヒョンソさんが出演されたオーディション番組を見ていて、『手紙』を歌っている場面を見て感銘を受けました。今回この台本を書く初期にお会いして、最初からジェヒという役にピッタリだと思っていました。なので、ヒョンソさんを念頭に台本を書いたくらいなんです」と、“当て書き”だったことを明かした。
チ・チャンウク「江南Bサイド」会見より


さらに、「チャンウクさんは実は私、昔からのファンなんですけれど、私の母もファンでして、長い間私もいつか一緒にお仕事ができるといいなと思っていました。チャンウクさんの悪党としての一面も見てみたいというのがファンの気持ちとしてありましたので、今回の役で私が違う一面を見いださせるのではないかと思い、依頼させていただきました」と打ち明けた。

これを受け、チャンウクは「実は、監督のお母さまともお仕事したことがあります。お母さまは俳優の先輩でして、『最悪の悪』で私の義理の母役だったんです」と意外な接点を告白。司会者も「これは本当のビハインドトークですね!」と驚きの表情を見せていた。

■ヒョンソ「チャンウク先輩の演技が大好きなんです」

チャンウクとヒョンソも「最悪の悪」で共演済み。再共演の感想を聞かれたチャンウクは「当時もヒョンソさんが解釈するキャラクターがとても新鮮で、私にはとても刺激になる楽しい体験でした。今回の作品に入る時、すでにヒョンソさんの参加が決まっていたんですけれども、ジェヒという人物にピッタリで、ヒョンソさんが解釈したジェヒというキャラクターがすごく興味深いと思って、ご一緒できたら楽しいのではないかなと思いました。現場では、新たな魅力のジェヒを目の当たりにして、すごく楽しくやらせていただきました」と回答。

続けてヒョンソも「いつも先輩から教わっています。本当に、場を牛耳る先輩の演技が好きなんです。『最悪の悪』の時は初対面だったので私は緊張してオドオドしていたんですが、今回は最初から『はい!先輩!』という感じで相性がとてもよくて。次があったらもっとすごいと思います!」と勢いよく語り、相性の良さの一端をのぞかせた。


■できるだけ江南で撮影「リアリティーを追求」

タイトルに“江南”とある通り、本作はソウルの江南地区という実在の地域が舞台になっている。江南にはビジネス街のほか、高級店が並ぶブランド通りもあり、美容クリニックも多く夜景の名所ともなっていて、日本からの旅行者にも人気のエリアだ。

江南をドラマの舞台に選んだことについて、ヌリ監督は「江南という場所は誰かにとっては生活の拠点でもあり、誰かにとっては憧れの場でもあります。単なる地域ということにとどまらず、巨大なメタファーだと思ったんですね。華があれば影もあって、その裏側には何があるのか。そこから興味深い話が生まれるんじゃないかと思いました」と説明。「作品のリアリティーを追求することも肝心だと思っていて、できるだけ江南で撮影しました」と、江南での撮影にこだわった理由も明かした。

ジェヒ役のヒョンソはその江南で、タイトな深紅のワンピース姿で深夜の大通りをハイヒールのまま逃げ惑うシーンを撮影した。「ハイヒールを履いて走ったので、後で脊椎が痛みました(笑)」と撮影を振り返り、「寒かったですね。でも10時間以上走ったので、帰ったら体重が減っていてうれしかったです」と笑顔で打ち明けた。

「江南Bサイド」(全8話)は、11月6日(水)よりディズニープラスのスターで独占配信。初回2話一挙配信後、毎週水曜に2話ずつ配信される。

◆取材・文=ザテレビジョンドラマ部
韓国ドラマ「江南Bサイド」本ポスタービジュアル




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