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前回からの続き。お嫁さんのミホさんは、私がもらったプレゼントをその場で開けなかったことが不満だったようです。息子を通して「傷ついている」と責めてきました。でもプレゼントを頂いたときは、相手の目の前ではなく、後で開けるのがマナーだと教わっています。ですので以前、私があげた封筒を目の前で開けたミホさんの行動に引いてしまったことも。ただそのときは、私がアレコレとミホさんや息子に言ってしまうのは、あまりよくないかなと黙っていました。それなのにミホさんは、表面上は「仲良くしたい」なんて言いながら、こうやって自分の不満はぶつけてくるのです。
ミホさんにはマナー以外にも気になっていることがあります。そもそも身の丈に合っていない生活。あれじゃあ、息子が苦労するわ。
息子は昼間の仕事だけだと給料が少ないとミホさんに言われ、夜は週2~3日ほどアルバイトを入れるようにしたらしいのです。
ミホさんは専業主婦希望だそうで、ストレスになるから節約も考えていないのだとか。
いまは金銭的にも実家を頼れますが、ご両親がもっと高齢になったとき、自分たちが助けることは考えているのでしょうか?
もしそうなったとき、ミホさんが働いていなければ金銭的な援助は息子がひとりで負担することになるでしょう。
それに……孫を見せにミホさんがわが家に来てくれるのは嬉しいけれど、突然やってくるのです。私だって予定があります。事前に連絡くらいはしてほしい。
世のなかには、孫のことを目に入れても痛くないと思っている祖父母もいれば、孫より息子の方を可愛がる祖父母もいる。孫や息子よりも自分の人生に目を向けたいと思っている私みたいな祖母もいるのです。
けれど……息子がいまのままで幸せなら、もう何も言うまい……。でも顔に出てしまうのは、しょうがない。
ミホさんのマイペースな生き方もいいと思います。でも息子の努力もあって、いまの生活があると気が付いてほしい。
いや、そもそも……もしかしたらミホさんは、息子だったら自分のために苦労してくれると思って結婚したのかもしれません。どちらにせよ、私の生き方とは合わない。
ミホさんも、自分は被害者だと思い込む前に、それぞれの価値観があると理解してもらいたいです。そうでないと、表面上の付き合いだって難しくなってしまいます。
世間的にも余計な口出しをする義母は叩かれますよね。だから黙って距離を取るようにするしか、私には思いつきません。
原案・ママスタコミュニティ脚本・物江窓香作画・ゆずぽん編集・石井弥沙
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