11月1日(金) 10:30
ここでは、一例としてiPhone15の画面割れ修理にかかる各社の費用を紹介します。
表1
A社 | 4万2800円 |
B社 | 3万3000~4万円 |
C社 | 2万9800円~ |
※筆者作成
スマホの画面修理の費用は、スマホの種類や画面の損傷具合によって変動する可能性がある点を把握しておきましょう。
なお、iPhoneの場合、過失や事故による損傷を補償してくれるサービス「AppleCare+」に加入していると、iPhone15であれば画面修理費用が3700円と、大幅に費用を抑えられるようです。このように、補償サービスや保険に加入しておけば、万が一の故障や損傷などのトラブル時に修理費用を節約できる可能性があります。
スマホ保険とは、メーカー保証対象外のトラブルに対して補償を受けられるサービスです。一般的にメーカー保証は自然故障のみに適用されますが、スマホ保険では水没などの自然故障以外も補償になるようです。
また、紛失や盗難などといったトラブルも補償の対象になる保険もあり、高額な修理費用を負担せずに済む場合があります。
スマホ保険には、月額数百円から加入できるものが多くあります。メーカーやキャリアが提供する端末保証は、月額1000円以上かかるものもあるため、スマホ保険は費用を抑えてトラブルに対処したいと考えている人におすすめです。
スマホの修理内容によっては、数万円の出費がかかるケースもあるため、安い月額料金でリスクをカバーできる可能性があるスマホ保険は、得だといえるでしょう。
ただし、保険によっては受け取れる金額の上限が設定されている場合もあります。上限を超えた分は自己負担になる点に注意が必要です。
また、スマホ保険の中には、補償対象が一つのデジタル機器だけではなく、複数台に範囲を広げているものもあります。例えば、プライベート用のスマホだけではなく、会社用パソコンやスマートウォッチ、Wi-Fiルーターなども対象になる保険があるようです。
スマホをはじめとしたデジタル機器の修理費は高額になる傾向がるため、スマホ保険で複数のデジタル機器が補償されることはメリットといえるでしょう。ただし、主端末と副端末で保証内容が異なる場合もあるため、契約時に必ず補償条件を確認することが大切です。
スマホ保険のデメリットとして挙げられるのは、補償となる機種が限定されている点です。例えば、技適マークのある機器や、メーカー推奨方法以外でSIMロック解除や改造を行っていない機器などです。技適マークとは、総務省が定めている技術基準適合証明です。海外製のスマホには技適マークがついていない場合があることに注意しましょう。
また、スマホが修理不可能になるほどの破損や故障であれば、新しい端末への買い替えが必要です。スマホを買い替える場合は、ほとんど保険金を受け取れない可能性もあるようです。
スマホの画面が割れてしまった場合に、補償を受けずに修理を実施する場合は、最低でも数万円の費用がかかる可能性があります。ただし、スマホの修理費用は、端末の種類や破損レベル、業者などによって異なる可能性があります。相場を参考にして、信頼できる修理業者を選ぶことが大切です。
なお、月額数百円から加入できるスマホ保険は、修理費用の負担を軽減するのに役立つ可能性があるため、万が一を考えて加入を検討するのもよいでしょう。
AppleiPhone の画面の修理
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー
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