サイモン・スティーヴンスの2作品『ポルノグラフィ PORNOGRAPHY / レイジ RAGE』シアタートラムで上演決定

『ポルノグラフィ PORNOGRAPHY / レイジ RAGE』キャスト

サイモン・スティーヴンスの2作品『ポルノグラフィ PORNOGRAPHY / レイジ RAGE』シアタートラムで上演決定

11月1日(金) 12:00

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2025年2月から3月にかけて東京・シアタートラムで上演されるサイモン・スティーヴンス ダブルビル『ポルノグラフィ PORNOGRAPHY / レイジ RAGE』の出演者が決定した。

世田谷パブリックシアターが放つ本公演では、イギリスの劇作家サイモン・スティーヴンスの2作品『ポルノグラフィ』『レイジ』に、同じ出演者による同時上演のスタイルで取り組む。桐山知也の演出のもとでの挑戦だ。

サイモン・スティーヴンスは、20年間に約30本もの戯曲執筆や、リリック・シアターのアーティスティック・アソシエイト及びロイヤル・コートのアソシエイト・プレイライトを務めるなど、イギリス演劇界を担う劇作家のひとり。小説『夜中に犬に起こった奇妙な事件』の舞台化ではローレンス・オリヴィエ賞とトニー賞を受賞するなど、その執筆力は高く評価されている。

『ポルノグラフィ』は、演出の桐山が2021年にKAAT神奈川芸術劇場でリーディング公演として上演し、好評を博した作品。五輪開催決定に沸くロンドンを舞台に、2005年7月に発生した地下鉄・バス連続爆破テロ事件を題材に書かれた。被害者やその周辺の人々・実行犯など様々な人々の日常生活を、7つのオムニバス形式で描き出す。

『レイジ』は、2016年にハンブルグにて初演された作品で、2015年から16年へと移り変わるイギリスの都市の混沌とした大晦日の模様を捉えた、ジョエル・グッドマン撮影の写真から想を得た群像劇だ。

キャストは、NHK連続テレビ小説『らんまん』の野宮朔太郎役で話題となった亀田佳明、映画・舞台・TVで数多くの作品に出演し続けている竹下景子、『2012年・蒼白の少年少女たちによる「ハムレット」』で第20回読売演劇大賞優秀作品賞を受賞した土井ケイト、『Come Blow Your Horn~ボクの独立宣言~』やドラマ『虎に翼』、映画『茶飲友達』では主演を務めるなど多方面で活躍する岡本玲、『ドリームガールズ』『イン・ザ・ハイツ』などのミュージカルや舞台に出演する大型新人saraらに加え、田中亨、古谷陸、加茂智里、森永友基、斉藤淳、吉見一豊ら、魅力溢れる11名が集結した。

併せて、演出・桐山知也のコメントが到着した。

■桐山知也 コメント
まずは、サイモン・スティーヴンスの全く手触りの違う2作品を休憩を挟んで一挙に上演するという挑発的な企みに参加してくださるとても勇敢な出演者の皆さんに感謝を!こうして改めて見てみると、これまでどの作品でも見ることがなかったようなちょっと不思議な顔ぶれとなりました。でも、その不思議な、思い切って言うならその奇妙さこそが、この世界なのだと改めて実感しています。様々な方法で“個”或いは“孤”を描きながらも、ぼくたちを取り巻くこの世界全体を描くサイモン・スティーヴンスの作品そのものでもあります。そんな皆さんと作品創りができること、頼もしく、嬉しく、稽古が始まるのが待ち遠しいです。観客の皆さんにも、この出演者全員で描く世界をご覧いただければ幸いです。

<公演情報>
サイモン・スティーヴンス ダブルビル
『ポルノグラフィ PORNOGRAPHY / レイジ RAGE』

2025年2月中旬~3月上旬
会場:東京・シアタートラム

作:サイモン・スティーヴンス
翻訳:小田島創志(『ポルノグラフィ』)、髙田曜子(『レイジ』)
演出:桐山知也
出演:亀田佳明、土井ケイト、岡本玲、sara、田中亨、古谷陸、加茂智里、森永友基、斉藤淳、吉見一豊、竹下景子
スウィング:伊藤わこ、森永友基

【チケット】
一般発売:2024年12月15日(日)

公式HP:
https://setagaya-pt.jp/stage/16041/

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