今年完結したAmazonの人気ドラマ「トム・クランシー CIA分析官 ジャック・ライアン」の映画化が決定したと、米ハリウッド・レポーターが報じている。主演のジョン・クラシンスキーが、映画版でもCIA分析官ジャック・ライアンを演じる。
映画版の監督は、ドラマシリーズのシーズン2でエグゼクティブプロデューサーと監督を務めたアンドリュー・バーンスタインが務める。バーンスタインは「MAD MEN」「オザーク」「ザ・ディプロマット」などの演出を手がけたベテランだ。脚本は同シリーズのシーズン4で共同エグゼクティブプロデューサーを務めたアーロン・ラビンが執筆する。
さらに、ドラマ版でジャック・ライアンの重要な相棒を演じたウェンデル・ピアースの続投も決定した。ピアースは「THE WIRE ザ・ワイヤー」「SUITS スーツ」など数々の話題作に出演してきたベテラン俳優。また、マイケル・ケリー(「ハウス・オブ・カード」)も交渉中だという。
「トム・クランシー CIA分析官 ジャック・ライアン」はクランシーの小説を原作とし、現代を舞台に再解釈された作品。全4シーズンは、Prime Video歴代視聴回数トップ3を記録する大ヒットとなった。
映画版はパラマウント・ピクチャーズとスカイダンスが共同製作。クラシンスキーは主演に加え、自身の制作会社サンデー・ナイトを通じて製作も手がける。クラシンスキーは最近、ライアン・レイノルズと共演した家族向けファンタジー「ブルー きみは大丈夫」の脚本・監督・製作・出演を担当したほか、自身が手がける「クワイエット・プレイス」シリーズの新作「クワイエット・プレイス:DAY 1」のプロデューサーも務めている。
映画版の公開時期は未定。
【作品情報】
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クワイエット・プレイス DAY 1
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写真:Everett Collection/アフロ