占いなんて気休めかもしれないけど/(C)福々ちえ/KADOKAWA
郊外の住宅地に移り住んで3ヶ月。隣人はなかなかの曲者で/この街の誰かに嫌われています(1)
2人の子どもと優しい夫に囲まれて幸せな家庭を築く一方、自分に自信がもてない専業主婦の梅子。両親の死を経て、実家へ移り住むために実家の整理とリフォームを進めていました。しかし、その実家で不運な出来事が続きます。恐怖を感じた梅子が親友のあかねに相談したところ、すすめられたのが風水でした…。
その一方で、あかねも進展しない彼との関係に焦りを感じ、定期的に電話占いを利用していて…。
「運気を向上させる」「必ず幸せをつかむ」といった言葉に頼るしかないと思ってしまった女性たち。彼女たちがはまってしまったスピリチュアルの沼とは…?
ただ幸せになることを願い、占いにすがった2人の女性の波乱ともつれを描くセミフィクション『占いにすがる私は間違っていますか?』をお送りします。
※本記事は福々ちえ著の書籍『占いにすがる私は間違っていますか?』から一部抜粋・編集しました。
■プロローグ
著=福々ちえ/『占いにすがる私は間違っていますか?』
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