本日より公開中の、体感型ホラー『スパイダー/増殖』。観客の反応を捉えたリアクション動画、監督からのメッセージ動画が到着した。
【写真を見る】監督のヴァニセックは「内容で感動して欲しいと思います」とコメント
本作は、主人公カレブ(テオ・クリスティーヌ)が毒グモを手に入れ、そのクモが脱走。カレブたちが住むアパ―トで繁殖、増大し、次々と住民たちに襲い掛かる姿を描いた絶叫必至のパニックホラー。監督は、1989年生まれの新鋭ヴァニセック。衝撃のデビューを果たした本作は、過去20年間のフランスでのホラー映画で初登場にして第1位を記録。約27万人を動員する大ヒットとなり、第49回セザール賞最優秀新人監督賞と最優秀視覚効果賞にノミネート、第56回シッチェス・ファンタスティック映画祭 審査員賞を受賞した。ホラーの帝王スティーブン・キングは「恐ろしく、気持ち悪く、よくできている」と大絶賛。さらに、サム・ライミ監督から「死霊のはらわた」シリーズのスピンオフ作品の共同脚本兼監督のオファーを受け製作が決定するなど、映画界の中でも高い評価を集めている。
公開に先駆けて開催された試写会での一部観客の反応を映したリアクション動画では、あまりの恐ろしさに目を背けたり、驚きのあまり開いた手で口を覆う様子が映されている。本作は、限られた予算とシチュエーションの中で、ビジュアルと音響効果の組み合わせを最重視し、本物のクモ200匹とVFXを融合させ、クモのスピーディーな動きをリアルに再現。それに重ねるサウンド効果で不穏や恐ろしさを最大限に引き上げ、低予算であることを感じさせないエッジの効いたパニックホラーに仕上がった。閉鎖されたアパートを舞台に繰り広げられる本作を、劇場という密室空間の中で体感して欲しいところ。
あわせて、ヴァニセック監督からのメッセージ動画も公開。「フランス語ではありますが、内容で感動して欲しいと思います」とコメントし、最後に「自分が観客なら観たいと思う映画を作ったつもりなので、ぜひ映画館で楽しんで欲しいと思います」と思いを語っている。
いま注目の新鋭監督が手がけるパニックホラー『スパイダー/増殖』。密室でクモに迫られる恐怖を、ぜひ劇場で味わってほしい。
文/サンクレイオ翼
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