この漫画は書籍『猫語の教科書』(原作:ポール・ギャリコ/漫画:沙嶋 カタナ)の内容から一部を掲載しています(全9話)。
■これまでのあらすじ
作家のポール・ギャリコは、友人の編集者から謎の暗号で書かれた原稿をあずかる。その暗号を解読して作者を探して回り、写真家のレイ・ショア夫妻の飼っている猫のツィツァに辿り着く。今ではツィツァにすっかり惚れ込んでいる様子のレイ・ショア夫妻だが、ツィツァがまだ子猫だった頃のご主人は大の猫嫌いだった。ツィツァは手はじめに「哀れな子猫」を印象付けることで、ご主人を一日イヤな気分にさせる。その後も徹底的に奴隷にするため、抵抗力を弱める作戦を続けるのだった。
■まずは納屋の乗っ取りに成功
■今晩モノにするとしましょう
■きっとあなたに恋をした
ツィツァにジャブを打たれ続けて、すっかり虜になってしまったご主人。
あんなに家の中に入れるのを嫌がっていたのに、嵐の中、外に出そうとした奥さんを人でなしだと言わんばかりに責めたてる姿に笑いをこらえるツィツァでした。
翌朝には「俺の猫」とまで言わしめて、レイ・ショア夫妻の家の乗っ取りはたったの3日で完了しました。
お見事です!
さあツィツァは、もっと詳しい方法も教えてくれるようです。
『猫語の教科書』
原作:ポール・ギャリコ/漫画:沙嶋 カタナ(KADOKAWA)
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「猫を飼っている」と思っているのは人間だけで、本当は猫が人間を飼っているとしたら?原著刊行から50年以上の時を経ても変わらない人猫との不思議な関係。時代を越えて全ての猫好きに刺さる名作をコミカライズ!!
(ウーマンエキサイト編集部)
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【全話読む】 猫語の教科書
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