ジェシカ・チャステイン、ブレンダン・フレイザー、ブライアン・クランストンが、アル・パチーノと共にミステリー・スリラー「Assassination(原題)」に出演することが分かった。米Deadlineが報じた。
同作は、アメリカ初の女性犯罪記者で、ジョン・F・ケネディ大統領暗殺事件を取材した唯一の女性記者であるドロシー・キルガレンを描くもの。リー・ハーベイ・オズワルドが単独犯ではないと疑った彼女が、名声と影響力を駆使して暗殺事件の陰謀を暴く、殺人ミステリーであり、フィルム・ノワールでもある。チャステインがキルガレン役を演じる。そのほかの配役は報じられていない。
バリー・レビンソン、デビッド・マメット、サム・ブロメルによる脚本を、レビンソン監督のメガホンで映画化する。
脚本・監督を兼ねるレビンソン監督は、「ドロシー・キルガレンは、(オズワルドを殺害した)ジャック・ルビーと話した唯一の記者。(大統領の暗殺事件を調査する)ウォーレン委員会への裏ルート情報源を持つ彼女は、他の誰も知らなかった断片をまとめ始めた。彼女は不審な状況で亡くなったが、捜査されることはなかった」と、キルガレンについて解説した。
ジェイソン・ソスノフとコリー・ラージが製作、ジョン・バーナム、バーニー・ゲウィスラー、ピア・パタティアン、ジョーダン・ノットが製作総指揮を務める。2025年初めに米ボストンで撮影が開始される予定だ。
【関連記事】
・
アル・パチーノ、ジェシカ・チャステイン主演「リア王」映画化に豪華キャスト
・
モロッコ、マラケシュ映画祭に豪華ゲストが集結女性監督の活躍に審査員長ジェシカ・チャステイン「うれしい驚き」
・
ジェシカ・チャステイン、「Memory」監督と極秘企画で再タッグ
・
ブレンダン・フレイザー、“D-デイ”描く新作映画でアイゼンハワー役に
Photo by Frazer Harrison/Getty Images