秋冬の衣替えで「一気にダサく見える人」の特徴。5年以上前のシャツやデニムは要注意

秋冬の衣替えで「一気にダサく見える人」の特徴。5年以上前のシャツやデニムは要注意

10月31日(木) 8:46

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みなさん、こんにちは! ファッションスタイリスト&ライターの角佑宇子(すみゆうこ)です。暑すぎた夏、長引いた残暑も気づけば過ぎて、秋まっただなか。いよいよ衣替えの時期がやってきました。シーズンの変わり目は、自身のファッションスタイルのアップデートにも最適なタイミングです。とくにこのスイッチシーズンを迎えてダサ見えしている人が急増中……! そこで今回は、秋冬の服でダサ見えしてしまう人の特徴をご紹介します。

ベーシックアイテムのアップデートができていない



とくに薄手で過ごせる秋の服装は、定番のアイテムを多用することが多いです。シャツやデニム、黒のパンツやカットソーなど、何年経っても存在し続けるベーシックアイテムでコーデをまとめればそれだけで秋服は完成できます。

しかし注意が必要なのは、ベーシックアイテムといえど5年以上経てば、シルエットや細部のデザインに変化が出るという点。例えばデニム自体は永遠の廃れるのことのない定番でも、シルエットが細身のスキニーから太めのワイドに変化したように、その時代のベーシックは常に変化しているのです。

この秋冬、特に気をつけたいアイテムは?



今注意したいのは、細身、ストレートのアンクルパンツに、薄手のダンガリーシャツ。またベースボールキャップは古くはないですが、バケットハットが主流の今は着こなし次第で流行遅れにも見えやすいです。

コーデの一部がちょい古なベーシックアイテムならそこまで問題はありませんが、コーデで取り入れる全てのアイテムが微妙に古いと一気にダサ見えするので気をつけましょう。

シルエットがりんご体型になっている着こなし



そしてもう一点注意したいのは、スタイルバランスが悪くなっている着こなしです。

秋冬服に限った話ではないのですが、それでも重ね着が増えるこれからの季節はとくによく起こる失敗。なかでもお腹まわりをカバーしようと身幅がゆったりなトップスに、足が細く見えるテーパードパンツを合わせた着こなしは、結果としてお腹が大きいりんご体型に見えやすい着こなしでもあります。

そこにニットベストを重ねるなどすれば、さらに厚みが加わって全体的に丸いシルエットに……。

「体型カバーのつもりで逆に着太り」防ぐ方法は?



このように、体型カバーを考えていたとしても組み合わせや重ね着によって結局着太りしているケースも少なくありません。これを防ぐには、コーデを一度全身でチェックすることです

遠目から見て、本当に体型カバーができているか、シルエットが野暮ったくなっていないかを確認しないと、ダサ見え・太見えに気づかないかもしれません。


新しい服を買う前に、要らない服を捨てる



衣替えは単なる服の入れ替えではありません。服をごそっと切り替えるこのタイミングで一点一点、手持ち服が本当に今でも着られるものであるかを確認しましょう。サイズは合っているか、シルエットが古臭くなっていないか、着こなしで失敗しないか、さまざまな角度から手持ち服を残すか捨てるかをジャッジします。

とくに定番服はまだ使えると思って残しがちなので、その定番服の形が古くなっていないかという視点も忘れずに!

<文&イラスト/角佑宇子>

【角 佑宇子】
(すみゆうこ)ファッションライター・スタイリスト。スタイリストアシスタントを経て2012年に独立。過去のオシャレ失敗経験を活かし、日常で使える、ちょっとタメになる情報を配信中。2023年9月、NHK『あさイチ』に出演。インスタグラムは@sumi.1105

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